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ガンバ大阪-ベガルタ仙台 陰の役者が復調

  • 連勝

リーグ戦では2017年の5月14日に行われた11節札幌戦、5月20日12節鳥栖戦以来の連勝である。

およそ1年ぶりの連勝。

昨シーズン前半は上位に居たので夏場に連勝してるかと思っていたけどこんなにも長く連勝していないという事実を知った。

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前節の鳥栖戦と同じスタメン。ターンオーバーをしないクルピに少しづつ慣れてきた。

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仙台は昨シーズンまでガンバに所属していた金正也がスタメン。



 

  •  怪我人が続々と復帰

前節鳥栖戦から足首の怪我で柏戦以降離脱していた今野がベンチ入り、4月前半の磐田戦でハムストリングを怪我した長沢が仙台戦で復帰しベンチ入りと怪我人が続々と復帰をしている。

ただ怪我明けなのでいきなりトップパフォーマンスに戻るのは難しいので様子見をしたい所。

  • 陰の役者が復調

怪我明けで復帰しトップパフォーマンスに近い状態まで復調した選手もいる。

藤本淳吾がその1人だ。昨シーズン前半戦の影の功労者として活躍した藤本。

移籍1年目の2016年は満足のいく結果は残せなかったが、昨シーズンは中盤の貴重な潤滑油として機能していた。

シンプルなプレーを心がけ、井手口、堂安などの若手が自由に動けるように陰で支えたことにより崩壊寸前のガンバの中盤を救う活躍を見せた。

ただ2017年8月甲府戦で前十字靭帯断裂の大怪我を負い長期離脱。

復帰したのは今年の4月ルヴァン杯名古屋戦、リーグ戦だと4月8日の神戸戦。

復帰に半年以上の時間を費やした関係、選手生命の危機となる怪我をしたので、復帰時は昨シーズンの出来とは程遠い出来だった。

鳥栖戦でトップ下として起用されてからは存在感を発揮しつつある。

仙台戦では遠藤とのパス交換でリズムを作ったり、遠藤とのダイレクトプレーで崩すシーンは観ていて興奮した。

清水在籍時のようなゴール前での迫力は影を潜めているが、熟練された戦術眼は今のガンバにおいてはとても貴重な存在。

 

最後に

現在のガンバのサッカーはマテウスが自由に動くことで良い意味で秩序を乱している、ガンバのサッカーでは、
マテウスの自由な動きを陰で支える藤本の存在は大きい。藤本の復調は戦術に幅をもたらしてくれると昨シーズン同様に感じた。
2016年まで在籍していた岩下と違ったチームの兄貴分的存在として経験値が高い藤本のようなベテランがいるのは凄く助かる。藤本のような移籍組のベテランがアカデミー育ちの若手にとっては刺激になるのでは?
 若手の見本的存在としてこれからもガンバを支えてほしい。