巻き込めるか?? 清水エスパルス-G大阪
巻き込めるか??
27節の相手は勝ち点差7の清水エスパルス。
勝つか負けるかで残留争いの様相が変わる1戦でもあった。
25,26節と2連勝のガンバはドウグラス、北川航也、金子翔太、白崎凌兵の前線に自由を与えないかが鍵だった。
清水1-2G大阪
1分 OG G大阪
26分 ファン ウィジョ G大阪
76分 北川航也 清水エスパルス
G大阪
GK
東口順昭 6.0
終盤のコーナーキックの対応は見事だった。
DF
オ ジェソク 6.0
今節も運動量と守備で貢献。
三浦弦太 6.0
前節に比べ軽率なミスは減った。前半はビルドアップで貢献。
ファビオ 5.5
三浦同様押し込まれた展開になった時の対応が課題。
藤春廣輝 6.5
SBに必要なのは運動量とスプリントだと体現した。
MF
遠藤保仁 5.5 out 84分
少し不用意なパスミスが見受けられた。
後半は足が止まり押し込まれるきっかけを作ってしまった。
今野泰幸 6.0
守備面では流石頼りになる。清水3バック変更後少し対応に戸惑う場面も危険な場所を潰してくれるのはたすかる。
小野瀬康介 6.5 out 81分
前半は攻撃のスピードアップに貢献、全ての得点に関与した。
倉田秋 6.5 out 90分+3
前節の神戸戦からパフォーマンスが向上。
プレーの選択が早くなり、潤滑油そして決定的なパスを出し得点に関与できる相手にとって嫌な選手。
FW
ファンウィジョ 7.0
2点に関与。 ほんとに頼れるエース。
渡邉千真 6.0
起点となる動きを度々見せてくれた。
2点共渡邉千真が起点になった。
途中出場
in
81分 DF 米倉恒貴 ーーー
84分 MF 高宇洋 ーーー
90分+3 DF 菅沼駿哉
MOM FW ファン ウィジョ
(出典:FW11 ファン ウィジョ|ガンバ大阪オフィシャルサイト)
前節神戸戦に続き、決勝点を挙げたウィジョ。
アジア大会から帰国後は渡邊千真と2トップを組み、よりゴールだけを意識できる環境になったことで今まで自分が知らなかったウィジョの良さが出てきた。
前半戦見る限りでは4-5-1の右サイドが一番持ち味出るのかなと思っていた。
2トップ、中央だとガンバでは良さが出ないのかな?と思っていた。
ウィジョに合わせる選手が居ないことがネックだった。
しかし、恒さんが監督就任後、千真と2トップ組むようになって組織の中でウィジョという規格外のFWがチームに組み込む事ができたのでは?と感じた。
ウィジョ加入後の昨夏からクルピ前監督退任までは戦術がないような環境でやっていたのでウィジョの本当の実力を知ることができなかった。
(他の選手にも当てはまるが)
戦術を覚えることで今後ウィジョの選手としての引き出しが増えるのでは?と思う。
新戦力のフィット
開始1分で渡邉千真、小野瀬がフィットしているのが非常に大きい。
夏の補強は成功だなと思う。
2人とも前半戦のガンバになかった味方を活かすプレーで起点にもなり、フィニッシャーとしての役割を担える2人だ。
小野瀬は得点こそないものの、ガンバに慣れれば得点力は発揮されるのでは?と予想している。
恒さんの守備での約束事を守り、少ない手数でシュートチャンスを活かせる2人。
小野瀬はサイドで渡邉千真は中央でウィジョの得点力を最大限活かせる。
大きな補強だ。
移籍組の2人はキャンプをしっかり熟せてフィジカル的にも戦えるので今のガンバには非常にありがたい存在。
注目の若手
この日光ったのは清水の北川航也、立田悠悟。
北川航也は、ユース年代から期待されていた選手。
2016年J2で出場機会を得て着実に成長。
力強さと俊敏性を兼ね備えた選手になって清水を代表するストライカーに来年頃になっている可能性は非常に高い。
その前に川崎、鹿島辺りに引き抜かれる可能性があるかもしれない。
立田悠悟は、東京五輪世代のDF。
本職はCBながらヨンソン監督の元では、右SBとして開幕スタメンに抜擢。
190センチ近い長身を活かした力強さ、ビルドアップ能力の高さは将来有望。
サプライズで日本代表もあり得るのでは?と思う選手。
今回は記載しなかったが金子翔太、松原后と共に清水の将来を担う選手になる可能性は非常に高い。
(出典:https://www.jsgoal.jp/files/news/body/00023114-copyright_(6).jpg)
(出典:https://f.image.geki.jp/data/image/news/800/243000/242376/news_242376_1.jpg)
3連勝
3連勝したものの順位は依然17位。
降格圏内になかなか抜け出せないもどかしさ。
残留のハードルが高くなる感じが2012年をどうしてもよぎってしまい不安になる。
あの悔しさを経験してるが故の不安なのかなと。
ポジティブに考えると、中位との差は縮まっている。
次節は首位サンフレッチェ広島。
吹田でのルヴァン、前回対戦のリーグ戦では大敗している相手。
引き分けで御の字だと思ってしまう。