これであなたもマニアの仲間入り!J1リーグ18チームの由来特集
あなたは知っているか!?
2019年Jリーグが開幕してもう1ヶ月が経とうとしている。スーパースターの入団でサッカーに興味を持ち始めた人も少なくはないでしょう。
今回は初心に返って、各チームはいったいどんなチームを目指しているのか!?チーム名から紐解いて見たいと思います。
え?!という由来から、なるほど!という由来まで
「道産子」を逆さまにして、なんとなく外国っぽくオーレをつけてみただけ。んーなんともコメントもしづらい由来ですね。
仙台の夏の風物詩である七夕まつりは、天の川を挟んで光輝く織姫(ベガ)と彦星(アルタイル)が、年に一度、七夕の日にだけ出会うことができるという伝説から生まれた。
「ベガルタ」は2つの星の合体名で「県民・市民と融合し、ともに夢を実現する」という願いも込められている。まさに地域一体となって勝利を目指す思いがうかがえる。
アントラーズ(ANTLERS)のANTLERは「鹿の枝角」の意味。鹿島神宮の鹿、枝角は茨城県の「茨」をイメージされている。鹿は親しみのある動物であるとともに、武器である枝角は鋭く強いもので、勇猛果敢に戦い勝利を目指すチームを意味する。鹿島という地、そこに鹿というモチーフ、うまくコンセプトがまとまっている。
「ダイヤモンド」の最高の輝き、固い結束力をイメージし、そこにクラブカラーの「レッド」を組み合わせている。シンプルだがいい由来。
都民のどの層からも幅広くサポートされる「都民のためのJクラブ」を目指すことから、ホームタウン名の「東京」を入れた、シンプルで誰にもわかり易く馴染みのあるものとした。まさにザ・シンプルですね。でもやはり根底には『都民のため』というところがいいですね。
フロンターレはイタリア語で「正面の」「前飾り」を意味する。常に最前線で挑戦しつづけるフロンティアスピリッツ、正面から正々堂々と戦う姿勢を表現している。加えて、日本の正面に位置する臨海都市「川崎」とともに歩む思いが込められている。正面突破で戦う川崎スタイルは今も昔もブレてないですね。
マリノス(MARINOS)とは、スペイン語で「船乗り」を表す。7つの海を渡り、世界を目指す姿とホームタウンである国際的港町、横浜のイメージをオーバーラップさせている。ちなみに『F』横浜フリューゲルスから付けられている。世界と闘う意志が強く出ていますね。
湘南の「美しい海」をイメージし、ラテン語であるBellum(ベラム/美しい)とMare(マーレ/海)を組み合わせたもの。こちらも地域愛が感じられる由来ですね。
1965年当時の長野県選抜の選手を中心に結成し、その選手たちが松本駅前にあった喫茶店「山雅」へよく通っていたことが由来。コンサドーレと同様コメントしづらい由来だが、このパターンも少ないですね。
S-PULSEのSは「サッカー、清水、静岡」の頭文字から。PULSEは英語で「心臓の鼓動」の意味し、サッカーを愛する県民・市民の胸の高鳴りとチームのスピリットを表している。サッカー王国であるからか、『サッカー』という言葉を主にしてあるところに感心される。
ジュビロ(JUBILO)はポルトガル語、スペイン語で「歓喜」を意味する。サポーターをはじめすべての人々に夢と感動を与える。皆で喜びたいことから由来されているのだろうか。
グランパス(GRAMPUS)は英語で名古屋のシンボル「鯱」を意味し、エイト(EIGHT)は名古屋市の記章であり、末広がりを表す。鯱とエイトに繋がりはなさそうだが、語呂合わせはよさそうですね。正式名称がグランパス『エイト』ということは皆さん知ってますよね??
ガンバ(GAMBA)はイタリア語で「脚」を意味し、サッカーの原点である「脚」によってシンプルで強いチームを目指すことから由来。また「ガンバ」という響きは日本語でも「頑張る」に通じ、『頑張るチーム』とも思いが込められていられる。由来はもちろん、響きも日本受けしやすい、まさにこれ!といったチーム名ですね。
セレッソ(CEREZO)はスペイン語で大阪市の花でもある「桜」の意味を表す。大阪市を、そして日本を代表するチームに育つよう願いが込められている。こちらも地域愛を出しつつ、上を目指す姿が表されている気がした。
VISSELは英語のVICTORY(勝利)とVESSEL(船)から生まれた造語である。「勝利の船」「勝利の船出」を意味し、国際港神戸をイメージするとともに、市民の夢を乗せた「大きな船」であること、勝利に挑戦し続けるチームであることへの願いが込められていられる。造語でありながらもコンセプトは素晴らしいですね。勝利、地域、挑戦、と表されているのは強い意志が感じられます。
日本語の「三」とイタリア語の「フレッチェ=矢」を合わせたもので、広島にゆかりの深い戦国武将、毛利元就の故事に由来し、「三本の矢」を意味している。こちらも造語だが日本語とイタリア語の組合せでくるとは面白いですね。一本の矢だと容易く折れるが3本まとめてでは折れにくいことから、選手、サポーター、地域が一体になれば強く戦えると意味しているのかなと。
長い年月をかけ砂粒が固まり砂岩「サガン」となるように一人ひとり、小さな力を集結し立ち向かうことを意味する。「佐賀の」という意味にも通じる。サガンからも佐賀を連想させるのはうまく、コンセプトも地域一体で挑戦する姿がイメージできる。
クラブの運営の3本柱である県民、企業、行政を表す三位一体(英語でトリニティ、Trinity)に、ホームタウンである大分(Oita)を加えた造語。3本柱からはサッカー要素がうかがえなかったが、県民という力の源は忘れず戦っていく。
以上
2019年J1リーグ18チームの由来でした。どのチームも地域や挑戦に関する由来があるなか(例外もありましたが)、プラスαでコンセプトをつけているチームは好印象を得ました。何気ないチーム名も紐解けば面白い発見があるものですね。
それではまた。
ハイ