夏場のゲームプラン
神戸 2-2 G大阪
スタメン
ガンバは1-3-1-4-2でスタート。
注目の宇佐美はインサイドハーフ、パトリックはアデミウソンとの2トップでスタメン。
パトの2点目の時は勝利を確信し、ウサパトのハイタッチに涙が出そうになったと投稿しようと思ってしまった。
これが心の隙というやつか。。
3点目を取れなかったのが敗因なのかと思いつつも、後半のガンバの脚の止まりようを見ると3点取ったとしても3-3になってた可能性すらある。
後半70分すぎまでの出来では勝ち点2を落としたとも言えるし、それ以降の出来を見ると勝ち点1を拾えたとも言える。
試合(前半)
前半早々に得点。矢島のロングフィードに倉田が抜け出し先制点を叩き込む。
インサイドハーフの倉田は役割が整理され、持ち味の推進力を活かせている。
パトが以前ガンバにいた頃に比べると上手くなっている。スペースにパスを出し、パトいってこいの攻撃ではなく、パトが中央でボールを受けパス回しに参加するのが新鮮だった。
広島での2年間で成長したのを感じた。
パトが加入したところでロングボールの競り合いに勝ちセカンドボールを拾い、マイボールにすることができ攻撃に余裕を持つことができた。
倉田、アデはパトの落としから抜け出すシーンが多くチャンス機会が多かった。
アデはキーパーとの1対1の場面は決めてほしかった。。
しかし前半の中盤以降から前線の守備がはまらなくなったのと、宇佐美とのスペースをつかれ少しづつ後ろに重たくなっていき、神戸優位のペースで試合が進んだ。
なんとか前半は1-0で折り返すことができた。
ただこのままいくとガンバの足が止まりサンドバック状態になるのも時間の問題だった。
筆者のゲームプラン的には55~60分までに追加点を取り、高江を投入し中盤のスペースを管理、食野を投入し神戸側も足が止まる可能性があるとみたのでDF、と中盤のスペースを食野が突き追加点を奪うというプランが私の頭の中にあった。
宇佐美のインサイドハーフは時間限定だとまぁ起用はありなかという感じだった。
中盤で起点になれる可能性は感じたし、チャンスを演出するクロスなどボール保持時では流石だなと感じる部分もあったが、宇佐美に求める役割は果たしてそれで良いのか?という気持ちはある。
もっとゴール前で攻撃に絡んでほしい気持ちは正直ある。
インサイドの適性でいえば、倉田、食野亮太郎、矢島の方が適性が高いので理想は矢島と倉田がインサイドが良いがそうなるとアンカーのポジションがヤットしかいなくなるという事態になる。
井手口がアンカーできれば悩みが解決するが、彼の場合は3センターのシステムへの適性能力ないのが悩み。
アンカーの補強を急ピッチで進めてほしいが強化部に期待するのは酷か。。
試合(後半)
後半は4-4-2のシステムに
G大阪選手交代
64分、パトOUT遠藤IN
75分、小野瀬OUT鈴木IN
87分、宇佐美OUT食野亮太郎IN
神戸選手交代
61分、サンペールOUT田中順也IN
66分、小川OUT増山IN
79分、藤谷OUT西IN
最初の交代はパト→ヤット
少し早すぎた気がする。ヤット投入で中盤を落ち着かせて逃げ切るというツネのプランだったが、前がかりの神戸の勢いを増してしまう交代だった。
パトがいなくなったことで収め所がなくなり、ビルドアップが不安定になった。
パト変えるのならばカズマ投入して欲しかったが投入しないという事はコンディションが優れていないのかもしれない。
対する神戸は田中順也、増山を投入。
この2人が脅威だった。
特に増山は失点後疲弊したガンバにとっては脅威しかなかった。
ガンガン仕掛けてくる勢い、圧が凄かった。
増山ってこんな良い選手だったけ?というのが素直な気持ち。
結果論で言えば途中完全にバテ気味だったアデを食野に変えて前線の守備の強化を図るべきだった。
64分までのゲームプランは見事だった。
75分までの戦いを考えれば勝ち点2を失ったとも思うし、75分以降はよく勝ち点1で済んだというのが率直な感想。
最後は敗戦を覚悟した。
ツネには神戸戦の戦いを踏まえて、夏の戦い方のプランを再構築してほしい。
yasu