こんばんは。
この前野球好きの方と飲んだ時、背番号の話になり、その時マニア心を擽られました。
背番号の歴史をもう少しを掘り下げると、代々受け継がれる番号のヒストリーが見えてきておもしろいのかな?と思いました。
逆にこの選手この番号着けてたんや~とかの発見も背番号を調べる中でわかって楽しかったので記事にしてみようと思います。
今回の背番号列伝は、阪神タイガースの背番号15について掘っていきます。
※筆者が野球を見始めた90年代後半以降から振り返ります。
去年のドラフト1位西純矢が着ける番号なので、過去にどんな選手が着けていたか、
ピックアップしました。
湯舟敏郎 投手 左投左打
1991~2000(2000年オフにトレードで近鉄へ移籍。)
※湯舟,北川,山崎⇔酒井,平下,面出の3対3でのトレードが2000年のオフに実施された。
出典https://sp.baseball.findfriends.jp/player/%E6%B9%AF%E8%88%9F%E6%95%8F%E9%83%8E/
暗黒時代の左腕エース。
筆者が野球見始めた時は、既に衰えていたので、湯舟は1992年にノーヒットノーランしたんやけど、ベースで挫いてあかんくなった。。と祖母から湯舟の登板時ほぼ毎回聞かされました。
95年の5勝13敗、96年の5勝14敗という成績がこれぞ暗黒エースという成績。
92年、93年、97年と3度二桁勝利、91年、95年、96年と3度二桁敗戦を残している。
藤田太陽 投手 右投右打
2000年ドラフト1位 川崎日鉄千葉
2001~2009(2009年シーズン途中にトレードで西武へ移籍。)
※交換相手 水田圭介
出典
http://column.sp.baseball.findfriends.jp/?pid=column_detail&id=097-20170906-10
鳴り物入りで入団。巨人を蹴って阪神へ入団というフレーズを当時聞いた記憶がある。
あの巨人を蹴って阪神に入団したから、将来はエース確実と思っていました。
なんなら1年目から2桁勝つと当時小学生の筆者は思いました。
オープン戦で登板する時のマスコミの騒ぎようが凄かった。
今になって思うのは、ネタがなかったんかなと思います。
シーズン前は藤田太陽、クルーズがとにかく騒がれていた記憶があります。
開幕戦の巨人戦に中継ぎ登板し、ボコボコにやられたのを観て、あれ?プロって甘くないの?とショックを受けました。
ちなみに藤田太陽が開幕ローテに入って2003年、2005年は共に優勝しているというジンクスがある。
藤田太陽を再獲得し、開幕ローテにしたら、優勝するかもね。
2002年に球児と共に夏場先発ローテに起用した星野さんは、2人を将来阪神の中心投手にしたいというビジョンがあったのかなと思います。
2000年ドラフト7位 プリンスホテル
2009年シーズン途中に西武からトレードで加入。
※交換相手 藤田太陽
2009(2010年背番号32に変更)
出典
https://hanshintigers.jp/farm/column/c10_14.html
阪神のユニを着てプレーしていた記憶が数試合しかないです。。
赤星が怪我した時の代役で数試合出たのだろうと思います。
移籍前の西武時代に、ファームで打撃覚醒していたのでひょっとして阪神で覚醒するのかな?と思ってました。
藤原正典 投手 左投左打
2009年ドラフト2位 立命館大
2010~2014(2015年背番号42に変更。)
出典
http://www.ritsumei.ac.jp/rs/category/tokushu/110228/index.html/
個人的に宮西のような投手になると思っていました。
立命館大時代はスライダーが凄く良い投手だな?という印象がありました。
当時のドラフトで右投手の二神(法政大)、左投手の藤原(立命館大)の大学生No1投手をドラ1、ドラ2で取れた時は、成功ドラフトだと思ってました。
当時の首脳陣の起用法が少し雑だったのが、個人的に残念でした。
突如四死球出すなどは、あったけどもう少し我慢強く起用してほしかったです。
ちなみに入場曲が10-FEETで、邦楽ロック好きの選手だったので個人的に親近感が沸く選手でした。
ボールボーイの大学生にも気さくに話しかけたり、優しい対応をしていたのが好印象でした。
横山雄哉 投手 左投左打
2014年ドラフト1位 新日鐵住金鹿島
2015~2018(2019年背番号115に変更。)
※育成選手契約移行に伴い背番号を変更。
出典
https://sp.baseball.findfriends.jp/player/%E6%A8%AA%E5%B1%B1%E9%9B%84%E5%93%89/
ほんとに怪我さえなければの典型的な投手。
U-21日本代表時の圧巻の投球を知ってるので、まだまだこんなもんじゃいだろう!!という気持ちが強い投手。
春先1軍に昇格して、好投するも怪我で離脱を入団時から2017年まで毎年繰り返していた。
2018年に左肩を手術。2018年は実戦での登板はゼロ。
2019年の夏に実戦で登板できるようになり、8月9月はファームの先発ローテを守った。
今シーズンの春季キャンプは育成選手ながら1軍キャンプメンバー入り。
コンディションが万全なら当然なのだが。
高卒社会人出身なので年齢は、今年で26歳と若く、今年1年は1軍、2軍どちらでも良いので、1年間通して先発ローテーションを守ってほしい。
この2年間は怪我をしない土台作りだったと思いたい。
同じ左腕の能見も横山と同様に20代前半は故障に泣いた。
能見がプロ入1年目の年齢が横山と同じ歳くらいの年代だったのを思えば、今からでも遅くない。
西純矢 投手 右投右打
2019年ドラフト1位 創志学園高校
2020~
出典
https://www.daily.co.jp/tigers/2019/12/02/0012925758.shtml
湯舟、藤田太陽、水田、藤原、横山と受け継がれた背番号15を今年から西が背負う。
水田を除く4名の選手に共通しているのは、ドラフト上位(1~2位)の投手が背負っている。
今まで振り返ってみると、期待されていたけど大成できなかった、故障に泣いた投手のイメージが強い番号だが、西は凄くポテンシャルの高い投手なので、
15=西純矢というイメージを植え付けてくれる事を期待している。
筆者が思う背番号15=藤田太陽です。
これはどの時代が1番野球を観てたかで変わると思いますが。
皆さんが連想する阪神の背番号15は誰ですか?
15という数字を聞いて連想する事は何ですか?
yasu