横浜FM1-2ガンバ大阪
昨シーズン王者との開幕戦
ガンバのリーグ開幕戦は昨シーズンと同じくマリノス。
昨シーズンはホーム&アウェー共に3失点を許し負けている。
シーズンダブルを喰らった相手だ。
素直にマリノスが去年戦った中で一番強かった。
ホームの試合では、マルコス ジュニオール、エジカルジュニオ、三好(現:アントワープ)の新戦力に翻弄される形となり点差以上の壁を感じた。
アウェーの試合では、ホームでの敗戦を活かし、守備的に戦うなどマリノス対策をしたものの、寄せの甘さなど1プレーの球際での甘さを突かれ、負けた。
アウェーに関しては、引き分けになってもおかしくない内容だった。
恒さんが言う、1週間の準備がたった1プレーで無駄になるというのは、この事を言うのかという試合だった。
振り返り
マリノスは昨シーズンのベースとなった、4-2-1-3。
1トップには新戦力のオナイウ、CBには怪我の畠中に変わり伊藤槙人がスタメン。
ガンバは、前半のスタートは5-3-2系のシステムだったと思う。
→守備時は小野瀬が右ウイングバックの役割、攻撃時はサイドハーフ的な役割を担った。
2014年3冠時の阿部ちゃんを思い出す労働者の役割だった。
前半の途中(恐らく17分頃)にヤットさん(遠藤保仁)が恒さんにシステムの変更を要求し、システムを4-4-2に変更。
詳細は上記の記事を見ていただいた方がわかりやすいと思う。
システムを自由に状況に応じて変更できるのは、昨シーズンからの積み重ねの成果だと思う。
ヤットさん、秋(倉田秋)、矢島、小野瀬の4人がいるからこそ、臨機応変な戦い方ができると思う。
インサイドハーフを務める事が多い、秋と矢島が得点したのは、個人的に嬉しかった。
インサイドハーフとウイングバックは結果と質が問われる重要ポジションだからこそ、結果という形で報われると嬉しい。
シーズン最初のゴールが10番の秋というのもストーリー性があってよかった。
帰ってきたサイドのスペシャリスト
マリノス戦驚いたのは、ジェソクのスタメンだった。
予想では、ルヴァン杯でもアピールした新里だと思っていた。
起用するとしたら、終盤にウイングバックとしての投入を予想していた。
なので、スタメンなのは驚いた。
マリノスのメンバーを見ると、対面となる相手は遠藤渓太はドリブルが売りの選手。
1対1に強く、粘り強い守備が持ち味のジェソクがスタメンにチョイスされるのは当然だったと今になって思う。
ジェソクの諦めない粘り強い守備、しんどい時に味方とサポを勇気づけるサイドを駆け上がる姿を見て、ジェソクが帰ってきたんだなと実感をした。
去年FC東京にレンタル移籍した時は、もう帰ってこないと思ってただけに、ほんと良く帰ってきてくれたと思う。
正直ジェソクの事だけを考えたら、ガンバより他のチームで出場機会を得た方が選手として幸せなのかなと思っていた、自分が情けなくなるくらいジェソクのパフォーマンスだった。
勝って男泣きした姿を見て、グッと来た。
最後に
娯楽を失い正直ショックだが、この中断を活かし、筆者自身も好きなことのインプット、自分自身のやりたいこと、やるべきことを明確にし、人としてアップデートする自分磨きの時間を費やしていきたい。
yasu