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今がチャンスだ!!菅野剛士

今回は現在ファーム(二軍)で活躍中の選手で一軍での起用を推奨したい選手をピックアップしたい。

 

菅野剛士 1993年5月6日 右投左打 

 

経歴:東海大相模高ー明治大ー日立製作所

2017年ドラフト4位 外野手

 

大卒社会人3年目となる菅野をピックアップ。

 

経歴

高校時代は東海大相模で2011年の選抜優勝を経験。当時は5番バッターとして活躍。

その後大学、社会人では持ち前のバッティングコントロールを武器に活躍。

2017年のドラフトで千葉ロッテに入団。

 

プロ入り後

 ロッテではキャンプ、オープン戦でのアピールが実り、同じ大卒社会人の藤岡裕大と共に開幕スタメンに抜擢も打撃不振に陥った為一軍に定着できず53試合の出場にとどまった。

1年目成績(2018年)

一軍:53試合 打率.176 2本塁打 18打点 長打率 .275 出塁率.306 OPS.581

二軍:67試合 打率.270 3本塁打 31打点 長打率.344 出塁率.351 OPS.694

 

 即戦力ルーキーとしては物足りない数字だったが打率を大幅に上回る出塁率を残せたのは評価したい。

特に一軍では打率と出塁率の差が1割以上の差があったので上がり目を感じた。

注目したい数字としては三振27 四球20という成績。

選球眼に優れているので後は、長打力とプロのボールにアジャストできれば大幅に成績が向上する可能性を残した2018年だった。

 

大前提として説明したいが、現在のプロ野球は大学、社会人ルーキーがいきなり大活躍というのが難しくなっている。

 

2年目成績(2019年)

一軍:28試合 打率.197 3本塁打 7打点 長打率.364 出塁率.274 OPS.638

二軍:92試合 打率.300 8本塁打 38打点 長打率.460 出塁率.379 OPS.839

 

一軍での出場は、マーティンの加入などもあり1年目より減ったがOPSは大幅に向上。

長打率は一軍、二軍両方共に前年度より1割以上高くなった。

二軍でのOPS.839は非常に優秀な成績だった。

一軍での出塁率が低いのは、4月に無安打の期間が長かった影響が成績に出ているので特に気にする必要はない。

再昇格の5月以降はOPS.759と平均点の数字を残した。

 

現在

2020年成績

二軍:7試合 打率.400 3本塁打 7打点 長打率.1.000 出塁率.526 OPS1.526

ファームが開幕して間もないので打席数などは少ないが現時点では完璧な成績。

昨シーズンのファーム成績を見てもわかるようにもう二軍ではやることがないように思える。

これ以上二軍に置いておくのは勿体ないレベルになっている。

 ロッテ・菅野剛士外野手「幼なじみの茂木と横尾には負けていられない」/ライバル - 野球:週刊ベースボールONLINE

 

画像: ロッテ・菅野剛士外野手「幼なじみの茂木と横尾には負けていられない」/ライバル - 野球:週刊ベースボールONLINE

今後について

現在ロッテは角中が攻守ともに精彩を欠いてる状況なのもあり、個人的にはレフトでスタメン抜擢を期待している。

レアードを三塁で起用した時の指名打者は清田or角中なので空いたレフトの位置に菅野起用を推奨したい。

 

大卒社会人3年目の今年が菅野にとってプロとしてのキャリアにおいては今年は大きな分岐点である。

 

主力としての地位を築くチャンスは今年がラストチャンスである。

今年ダメならチーム内の序列は下がるのと、一般的に大卒社会人出身で3年目までに一軍である程度活躍していない選手は主力クラスになっていないというデータがある。

 

一軍定着でなく、レギュラー獲得を一気にするくらいのアピールを一軍でしたい所。

 

そんなことは一番本人が自覚してるであろう。

 

菅野は今レギュラー獲得の絶好のチャンス。

過去2年間の悔しさを今年一軍で活かせるかに注目したい。

 

ここから一軍のレギュラーに定着というストーリーを私は見てみたい。

 

ヤス