J1リーグが再開して3試合が経過した。
その中でも目に光った若手は清水エスパルスのゴールキーパー梅田透吾。
画像:https://twitter.com/spulse_official/status/1214867697944522752
プロフィール
2000年生まれの東京五輪世代で中学、高校共に清水エスパルスの下部組織に所属。
高校時代の2017年にU-17ワールドカップの日本代表に選出。
本大会には1試合出場。
その後2018年に清水エスパルスのトップチームに昇格が内定。
2019年からプロとしてのキャリアをスタートさせた。
1年目の2019年は出場試合数はゼロ。六反、西部、大久保という実力のある選手が居たので序列として低い位置にいた。
現代型ゴールキーパーとしての能力を兼ね備える
正ゴールキーパー ネト ヴォルピの怪我により、中断明けの名古屋戦から梅田はスタメンに名を連ねた。
梅田は現代型GKとして求められる守備範囲の広さ、ビルドアップ能力の高さを兼ねそなえている。
GKからゲームを作れる、パスワークに参加できるGKは清水が目指すサッカーに置いては必須条件である。
目指すサッカーの方向性として似ているマリノスのパク・イルギュが定位置を掴んだのも現代型GKとして求められる守備範囲の広さ、ビルドアップ能力が高くキーパーからゲームを作ることができるからである。
そう考えると監督のクラモフスキーが梅田を抜擢したのは納得する。
抜擢に応えるパフォーマンスも見せている。
勿論キーパーとしてのセービング能力も一定以上のものがある。
特にガンバ大阪戦のアデミウソンのシュートをセーブしたシーンはとても印象に残った。
ネト ヴォルピが怪我から帰ってきた時に定位置を死守するのか、それとも明け渡すのかその辺のポジション争いにも個人的には注目したい。
ネト ヴォルピにポジション争い勝つようならば年代別の代表に食い入り、日本代表が一気に見えてくる。
今後日本代表に入るようなゴールキーパーなら定位置を死守してほしい所だ。
梅田にはミスをしても臆せず現在のプレースタイルを貫いてほしい。
ヤス