今回はダイワメジャー産駒の2頭をチェックしていきたい。
レシステンシア
父ダイワメジャーなので、パワーとスピードの持続性が武器の馬。
高速馬場よりも馬場が渋り、タフな馬場の方がパフォーマンスを発揮しやすい。
阪神JFはタフな馬場+ハイペースに持ち込みよりタフさが求められる展開を自ら(北村友一騎手の騎乗)演出し圧勝した。今回も自らハイペースに持ち込み持続性が問われる得意レースに持ち込みたい。
レシステンシアの母系は、ダンチヒ系とサドラーズウェルズ系の血を持っているのでよりスタミナとパワーが強化されているので、ハイペースでも勝ちきれる力がある。
マイナス材料は骨折明けで休み明け1走目、良馬場で高速決着になった時の瞬発力勝負になった時である。
後ダイワメジャー産駒は3歳春以降はマイルだと粘りきれなくなる傾向があるのでその辺も懸念材料だが、母系もスタミナとパワー型なのでカバーできるかもしれない。
当日の馬場状態が鍵になる馬である。
アドマイヤマーズ
こちらも父ダイワメジャーなので、スピードの持続性が武器。
レシステンシアと違うのは、母父がミスプロ系であること。
母父父のマキャベリアンは高速適性を高め、母母父のシングスピールはジャパンC(1996年)ドバイワールドC(1997年)を勝利するなど高速馬場への適性も高い。
アドマイヤマーズは母系の血で瞬発力を強化している。
高速決着、渋った馬場両方にも対応できるができれば少し渋った馬場の方が良い。
この馬のプラス材料はローテーション。休み明けに弱い馬で過去に凡走した皐月賞、富士S、安田記念、スワンSは全て休み明け初戦。
逆にハイパフォーマンスを発揮した朝日杯FS、NHKマイルC、香港マイルは全て休み明け2走目だった。
朝日杯FSは中4週、NHKマイルCは中2週、香港マイルは中6週と全て間隔が詰まったローテで勝っている。
前走の凡走で人気落ちするので、今回は買い時だと思う1頭。
有力馬の中ではマイルCSへの適性が一番高い馬だと私は現段階では思う。
ヤス