尼崎のスターとなれるか
高校野球で激戦区と言えば東京や大阪、神奈川などが挙げられるが兵庫もその一つ。その兵庫でも今回は尼崎に注目してみました。
尼崎と言えばミスタータイガースこと村山実や、江夏の21球こと江夏豊、世界の盗塁王こと福本豊、豪速球投手の先駆者でもある伊良部秀輝、ブンブン丸こと池山隆寛など多くのスター選手を輩出しています。
参照:週刊ベースボール
現役選手で見ると床田寛樹(広島)、田村丈(横浜)、岸潤一郎(西武)、宮西尚生(日本ハム)が挙げられます。その尼崎で今注目を集めている選手がいます。
参照:埼玉西武ライオンズ
西原啓翔(にしはらけいと) / 3年 (尼崎工)
投手 右投/右打 182cm/89kg
MAX143kmながらも重みのあるストレートで打者を打ち取る。球速以上に感じるほどストレートの伸びがある。また変化球でいくとスライダーを武器にカットボール、スプリットと織り交ぜながら凡打の山を築いている。尼崎工に入学時は80キロ前後だった体重も現在は89kgとしっかり身体も作り込まれてきた。体幹が作られしっかり投球に体重が乗ることで今の投球ができている。
参照:デイリースポーツ
その西原選手が注目を集めたのが4月に行われた地区大会の尼崎稲園戦で無安打無得点試合を達成したことでした。終始自分のペースで投球できたと実力通りの力を発揮しました。そして今行われている春季大会では2回戦で神戸第一に被安打12失点4を許すも我慢のピッチングで完投勝利。続く3回戦では関西学院に被安打2の完封勝利を挙げ、前回の悪いところをキッチリ修正できています。西原選手の活躍もありチームは8強にコマを進めています。
本人曰くまだまだ反省点があるとのことだが、観ている側も西原選手の成長が楽しみです。今はプロ野球志望届を出せる投手になれれば出したいとのことで、まだ自分には納得できていない感じがありますが、この春と夏で大きく成長しプロの世界で活躍する姿を楽しみにしています。
尼崎のスターとなれるように!
ハイ