HIP HOPアーティスト KREVA
先日9月8日に2年ぶりとなるアルバム『LOOP END / LOOP START』を発売し、15年ぶりとなるチャート1位を獲得したKREVA。
KREVAとは
(写真:KREVA HP)
HIP HOPグループKICK THE CAN CREWのメンバーでもあり、2004年からはソロ活動を開始し、『音色』でメジャーデビューする。
KREVAのやること成すことには常に “HIP HOP ソロ・アーティスト 『初』” という肩書きが つく。2ndアルバム 『愛・自分博』ではHIP HOP ソロアーティストとして史上初のオリコンウィークリーランキング初登場1位を獲得。
さらにはアジア人初のHIP HOPアーティ ストとして『MTV Unplugged』に出演するなど個人の活動を積極的にしているが、併せていろいろなミュージシャンへの楽曲提供やプロデュースも手掛けるなど多岐多様な一面も持ち合わせている。
また2012 年からはKREVA主催の“音楽の祭り” 「908 FESTIVAL」を毎年開催し、2013年には 9月08日は“クレバの日” と日本記念日協会に正式認定されるまでとなった。
作詞、作曲、ビートメイク、ラップ、さらにはプロデュースまで、 全て自分一人で行えるKREVAはHIP HOP界の域に留まらず日本の音楽界最重要人物のひとりと言っても過言ではないだろう。
(※文:SPEEDSTAR RECORD 参考)
(写真:natalie)
ジャンル分けマップ
そんなKREVAの現在(2021年9月20日)までに発売・配信されているシングル曲をジャンルで分けてみました。ジャンルの分け方としては、【アグレッシブ(動的)】、【スタティック(静的)】、【メロディアス(歌もの)】、【リズミカル(音もの)】として分けました。
【アグレッシブ(動的)】は、明るく元気溢れるパワフルなイメージのもの
【スタティック(静的)】は、静かで落ち着きのあるバラードのイメージのもの
【メロディアス(歌もの)】は、韻よりかは歌の方に重きがあるもの
【リズミカル(音もの)】は、歌よりは韻に重きがあるもの
として各シングルを分けてみました。
※分類マップには各ジャケット写真を掲載しています。ジャケットの収録曲がわからない場合は↓下記公式サイトにアクセスしてみてください
分類してみると、バランスよく曲を出してはいるが、アグレッシブかつリズミカルなものとスタティックかつメロディアスな曲が多かった。
やはりKREVAといえばメジャーにいってもセルアウトに拘ることなく、あくまでも自分のスタイルを貫き通している。
力強くなおかつライミングも聞かせる『ストロングスタイル』や『挑め』『無煙狼煙』などは聴くたびにそのスキルに翻弄される。
一方メッセージ性が強くどこか哀愁やバラードを聞かせてくれる『音色』『スタート』『素敵な時を重ねましょうfeat.SONOMI』などはいつ聴いても心を鷲掴みにされる。
KREVAは初期の頃からMPCを演奏する熊井吾郎やDJをサポートメンバーとしてライブを行っていたが、今はバンドスタイルでライブを行うようになった。
『音色』『スタート』『アグレッシ部』『KILA KILA』『基準』『C'mon, Let's go』『王者の休日』はシングル発売後2019年にバンドver.として録り直されたものが発売されている。通常ver.とバンドver.の違いも聴き比べると楽しめると思います。
ちなみにその他の曲もバンドver.で収録されたものがありそちらは『成長の記録〜全曲バンドで録り直し』というベストアルバムとして発売されているのでそちらもぜひ楽しんでもらえるといいかと思います。
(アルバムの話はまた別の記事で書きたいと思います)
いかがでしたでしょうか。
あくまでも主観ではありますがKREVAの曲を分類してみました。
自分なりにこのマップを作成してるときが何より楽しかったです!
他のアーティストでもできたらいいなと思っておりますので、その時はまたお付き合いくださいませ。
今回の記事で一人でもKREVAを知った方・聴く方が増えればこれより嬉しいことはございません!
これを元に自分なりのお気に入りを探していただけると何よりです!
それでは
ハイ