2021年ドラフト候補!新潟福祉大の桐敷拓馬に注目!
北陸のドクターK
皆さんおはようございます。
今日で9月も終わりですね。
今回も2021年ドラフト候補を紹介していきたいと思います。
↓下記の記事も合わせてどうぞ
今回は『北陸のドクターK』こと新潟福祉大の桐敷拓馬です。
桐敷拓馬(きりしき たくま)
写真:日刊スポーツ
プロフィール
178cm84kg 左左
埼玉県本庄東高出身であり、1年夏からベンチ入りをし秋からは主戦としてマウンドに立っており、3年の時には地区代表決定戦にて6回参考ながら15奪三振ノーヒットノーランを達成しており話題にもなりました。
強豪ひしめく埼玉県大会に5回戦で敗退はしましたが、4試合38回39奪三振9失点4完投の結果を残しています。
高校時代は甲子園出場の経験はなく、最高球速も138㌔と並の選手でした。
大学は新潟福祉大で1年秋からリリーフとしてマウンドに立つようになりますが、この春までの5季で主に先発投手として29試合9勝6敗(6完投3完封)138.2回179奪三振,防御率2.47の成績を残しており、高校時代は並のストレートも大学では最高球速150㌔まで到達しておりその成長ぶりがうかがえます。
特徴
桐敷の武器はなんといっても三振が取れること。
奪三振率は、(奪三振数×9)÷(投球回数)で表され7.5を超えると高いと評価され、9を超えると奪三振投手と評価されます。
今季のプロ野球選手でいえば9/28時点で、
柳裕也(中日ドラゴンズ)
9.06(155奪三振154投球回)
戸郷翔征(読売ジャイアンツ)
8.22(123奪三振134.2投球回)
山本由伸(オリックス・バファローズ)
9.69(174奪三振161.2投球回)
8.41(115奪三振123投球回)
が上位を占めていますが記載の通り奪三振投手と呼ばれるのは柳と山本の2人しか今のところいません。
次に桐敷を見てみると11.62(179奪三振138.2投球回)と北陸のドクターKつまり奪三振投手と呼ばれるのも納得がいきます。
ではなぜ桐敷はここまで奪三振を取れるのでしょうか。
150㌔の直球、スライダー・カーブ・フォーク・チェンジアップ・ツーシームの5種類の変化球も大きな武器ですが、それを支えるコントロールがあるからだと思います。
どの球種でも狙いを定めたコースに決めることができるのは普段の練習から意識されていることで、本人も『(毎日の練習の)アップでのキャッチボールから、常に相手の胸めがけて意識して投げているのと、あとは遠投。遠くから相手に投げるときでも、相手の体のラインの中心、キャッチする胸を意識して投げていること』、と語るように練習の基礎から体に染み込ませたコントロールはいつの間にか無意識に桐敷の最大の武器となりました。コントロールに自信があるからこそ、走者を出したピンチの場面でも自分のペースを乱さず、安パイに置きにいく投球に逃げるのではなく、粘り強く思い切った勝負ができるのだと思います。
【2021年10月2日追記】
秋季リーグ開幕戦で2安打完封勝利!
これでまた桐敷の株が上がったことでしょう。
まとめ
直球、変化球が活きるために磨かれたコントロールは1級品であり、その武器によって多くの三振を奪ってきた『北陸のドクターK』こと桐敷拓馬がプロの世界に立てるのか、そしてプロの世界で通用するのか非常に楽しみです。
運命のドラフト会議は、
2021年10月11日(月)17:00〜
地上波放送ではTBS系列で放送されます
それでは
ハイ