広げる世界

=1分だけ好きを語らせてください=

MENU

2021シーズン ガンバ大阪個人レビュー GK&DF編

2022年は既に始まっていますが、2021シーズンの個人レビューをします。

 

正月休みに終えたいですが、難しそうです。。

気づいたら新体制の発表とならないようにしたいです。

 

年末年始は箱根駅伝、映画、海外サッカー独身生活を謳歌しています。

 

チームレビューはこちらに書いています。

 

high-revolution.hatenablog.jp

 

今回は選手全員にフォーカスしてレビューを書きます!

全員一気に書くのは量が多すぎて書ききれなかったので、今回はGK&DF編として投稿します。よろしくお願いします!!

 

f:id:high_revolution:20220103185700p:plain

写真:東口順昭公式ブログ

 

f:id:high_revolution:20220103185236p:plain

写真:Jリーグ

 

f:id:high_revolution:20220103185356p:plain

写真:DAZN

 

f:id:high_revolution:20220103185457p:plain

写真:reibola 発源力

 

 

GK

1 東口 順昭

昨シーズンも全試合フル出場の神守護神。誰もが納得の残留の立役者。

2014年の加入以降毎年MVPクラスの活躍。近年はMVPになりすぎて殿堂入りになるくらいの活躍。

シュートストップ、コーチング、ハイボールの処理の安定感は歳を重ねるにあたって成長してるのが凄い。

2020シーズンから成長が見られたGKのビルドアップが昨シーズンの途中から見られなくなったので、片野坂監督の元でビルドアップ面での貢献にも期待。

 

22 一森 純

 「左ハムストリング付着部不全損傷」という聞いたことのない怪我と手術で1年を棒に振ってしまった。足元の技術はGKの中では日本でもトップクラス。

片野坂監督が指向するサッカーのニーズに合うので東口の牙城を崩す活躍に期待。

 

23 林 瑞輝

昨シーズン山口での武者修行から復帰。新体制会見以降は一切の音沙汰なく姿も見られないため、現在どうしているのか凄く不安。

退団のリリースは今のところないので、契約は続行だと思う。

 

25 石川 慧

一森の負傷もあり昨シーズンはセカンドGK。リーグ戦の出場はなかったが天皇杯で3試合、ACLで2試合に出場。出場した試合は安定したパフォーマンスを見せた。

長年サブGKを複数のチームで経験してるのもあり、スクランブル時の試合出場やカップ戦では頼りになる存在。

今シーズンは一森、加藤とのセカンドGK争いが楽しみ。

 

31 加藤 大智

一森の負傷による緊急補強で昨シーズン途中に愛媛FCからレンタル加入。

終盤にはセカンドGKの座を掴みガンバへの完全移籍での加入が決定。

練習時の姿やチーム公式YouTubeを見る限りムードメーカーとしてのポジションを既に確立している。

東口が健在である以上はなかなか出場機会は得づらいが、セカンドGKとしての地位を確立してカップ戦出場を今シーズンは目標にしたい。

 

DF

3 昌子 源

2020シーズンは足首の手術を行ったため、天皇杯決勝は欠場。

「来期に向けて早めの手術」の有言実行で開幕戦スタメン。シーズン当初は圧巻のパフォーマンスを見せて代表にも復帰を果たした。

DF部門ではリーグ最多の出場を果たしたが、過密日程の影響もあり夏場以降はパフォーマンスを落とし、秋以降は負傷もありリーグ戦を欠場する機会が増えた。

プレー以外の面では、SNSでの発信でチームに貢献。

連載コラム「発源力」では、コロナでイレギュラーなシーズンになっている選手の悩みを赤裸々に発信してくれたのもあり、サポーターとしてもあの夏場を乗り切れた思う。

 

4 藤春 廣輝

 ガンバ一筋11年目のレフティーファイター。なかなかベテランのイメージがないが今シーズンで34歳になる。

シーズン当初は、4-3-3という新たなシステムに挑戦するチームの中でこれまでの大外からのオーバーラップではなく、インサイドの位置をとる「偽サイドバック」のタスクを与えられ、忠実に実行し新たな攻撃の形になり藤春自身も機能していたので、ガンバサポのみんなは驚いたと思う。

新たにアップデートしたニュー藤春の予感を感じた2021年だったが、怪我と監督交代でニュー藤春を見せることができなかった。

以前は、年間フル出場が当たり前だったが近年は稼働率が下がって昨シーズンはわずか19試合の出場となった。

今シーズンは片野坂監督の元でニュー藤春の奮起に期待。

CBをする機会があるかもしれない。

 

5 三浦 弦太

DF陣では昌子に次ぐ出場時間を記録したガンバのNo5キャプテン。

シーズン当初はハイパフォーマンスを昌子と共に見せ、鉄壁のDFを見せた。

一対一のデュエルではこれまで通り安定したプレーを見せていたが、ビルドアップ面や相手に釣られるなど課題が多く見えて1年だった。

チーム状況が悪く、キャプテンとしての立場とプレイヤーとしての立場として相当悩んだシーズンだったと思う。

管理職でいうと業績がなかなか伸びず、うまくまとめれずチームとしての状況も良くならない、会社の方針も決まってなくて自分のキャリアを考えると身を委ねるか悩むけど、リーダーとしても組織を良くしていきたいというリーダーとしての悩みを弦太も抱いていたと思う。(憶測だが)

夏場の連戦で負傷し離脱、復帰したのは終盤の名古屋戦。

シーズン終了後はFC東京からオファー。条件が良かったので正直移籍すると思っていた。

筆者も別れを覚悟したが残留を決意。今シーズンは相当な覚悟で臨むシーズンになる。

ポテンシャルは間違いなく高いので、片野坂監督の元でプレイヤーとして1皮むけてタイトルを掲げてる三浦キャプテンの姿が見たい。

 

13 菅沼 駿哉

過密日程の影響でローテーション制を採用していたガンバのセンターバック陣で準主力として菅沼はガンバ復帰後最多となる19試合のリーグ戦出場を果たす。

夏場は過密日程の影響と戦術がない中でCB陣にしわ寄せがいきパフォーマンスを発揮できなかった。

ホーム柏戦でのゴール、試合後の姿は印象的だった。

秋に木山コーチが就任してからは守備が整備された影響もあり、ハイパフォーマンスを見せた。

怪我で苦しんだ昌子、三浦、ヨングォンに変わり後半戦はDFリーダーを務め、幾度となくボールをはじき返しゴールを死守した。派手なプレーを見せる選手ではないが強さがあるのが菅沼の強み。

今シーズンはクォンギョンウォンの加入などで再び厳しいレギュラー争いになる。

ただ、彼のような選手が控えに居てくれるのがほんとうに心強い。

菅沼自身は控えで満足しないので、レギュラーを取るパフォーマンスを見せてCB陣にどんどん刺激を入れてほしい。

 

16 佐藤 瑶大

明治大学からガンバに加入した若手CB。過密日程の影響もあり1年目からリーグ戦8試合に出場と多くの出場機会を得た。

宮本ガンバにおいてはチーム事情で右サイドバックを務める試合もありビルドアップ面では可能性を感じたが如何せんスピード不足で、長谷川にぶち抜かれ、三笘にもぶち抜かれてたのは悪い意味で印象に残った。

新人にあのタスクを課しなければいけないチーム状況だった時点で昨シーズンのチームとしての低迷は予期できた。

夏場はマギーニョにぶち抜かれ退場となったのも佐藤自身にとってとても苦い経験をすることが多かった。

ただ、終盤戦は浦和戦、マリノス戦は空中戦の強さを見せて存在感をアピール。

特にマリノス戦は強力な攻撃陣を抑えた姿から未来を感じた。

失敗を多く経験したCBは強くなる、今シーズンは強くなった彼の姿を多く見たい。

 

19 キム ヨングォン

残留争いを強いられたガンバにおいて出場試合のリーグ戦勝率は半分以上とチームに大きく貢献。

出れば高い確率で勝利に関与していたあたり流石ヨングォンといったパフォーマンスを見せてくれた。

怪我との闘いに苦しんだ。3月の日韓戦強行出場などコンディション維持の難しさが負傷離脱を繰り返す結果になってしまった。

10月のホーム鳥栖戦での負傷離脱以降は一度も試合に出場することもなく、契約満了を迎えた。

ガンバも高額オファーで契約延長を提示したが、32歳とキャリア終盤に加え子供も産まれたと考えると母国に帰る選択は素直に尊重したい。

蔚山での活躍に期待している!!ACLで会おうぜ!ヨングォン。

ちなみに昨シーズンはヨングォンユニでした!

 

24 黒川 圭介

昨シーズンはリーグ戦15試合出場とプロ入り後最多となるJ1リーグ戦出場数を記録。

キャリアハイとなったが藤春の負傷で得た出場機会だったため、藤春復帰後はカップ戦要員となった。

昨シーズンは大卒2年目でトップチームで爪痕を残し戦力になるのが最低限のマストだったので、最低限のマストはクリアした。

足元のうまさやドリブル突破、フィジカル面でもポテンシャルは感じる選手だが何故かチームには信頼されず秋以降は出場機会を失った。

今シーズンは大卒3年目で契約更新があると思うので、片野坂監督の元で才能が開花する可能性は全然あるので期待したい。

黒川が左サイドバックウイングバックで使えるとチームの戦術にも幅が出る。

 

26 柳澤 亘

昨シーズンは高尾が怪我がち、且つ元から質と人数的にも薄すぎた右サイドバックにようやく夏補強でやってきた。サイドバックとしては当たり負けしないフィジカル、足元の技術、戦術に組み込めなかったけどクロス精度の高さ、左右両方のサイドバックができる便利さが売りの選手。昨シーズンの補強で一番当たったのは柳澤だと思う。

夏に取って大正解。加入後即チームにフィットし、右SBやWBを本職じゃない奥野に任せるというカオスな状態を脱却した。

そしてDF小野瀬という苦し紛れの采配も見ることがなくなったのは柳澤の功績。

夏に加入してなかったら間違いなく、冬の移籍マーケットで人気していたと思うので夏に取って大正解。

J3→J2→J1とたたき上げでステップアップしているのが芯の強いプレースタイルにも表れている。

「王子」と言われる甘いマスクで今シーズンは更に女性ファンが増えそうだ。

 

27 髙尾 瑠

2020シーズンはブレイクを果たしレギュラーを掴むも昨シーズンは開幕から怪我に苦しむ一年となった。。ガンバとしても高尾ありきで右SBの人員を組んでいたはずなので、高尾が開幕から万全ならガンバの立ち位置も変わったかもしれない。

ただ、右SBは高尾ありきで組んでいたガンバのチームマネジメントに問題があったのでその点は今後のチーム作りにあたって多いに反省してほしいと思う1年だった。

リーグ戦やACLで復帰後即離脱、という場面が多くなってしまい過密日程の被害をもろに受けた選手であろうと思う。

彼のパフォーマンスはこんなもんではないので、今シーズンは片野坂監督の元での活躍に期待したい。

片野坂監督の戦術にはフィットすると思うので高尾はDF陣のキーマンになるであろうと思う。

 

40 シン ウォノ

ボイン高校からの加入後のU-23では怪我もありなかなか出場機会を得られなかった中、昨シーズンついに天皇杯でトップチーム初出場を果たす。彼のプレーを現地で観れたのはとても貴重なのかもしれない。

今シーズンは3年目ということもあり勝負の1年になる。スピードやテクニックはサイドバックウイングバックの資質としては充分兼ね備えているが、藤春や黒川に比べるとフィジカルや守備面に課題を残す。

可能性は感じる選手なだけに先ずは試合に出れる環境で経験を積むのを推奨したい。

キャンプは片野坂監督の元で過ごし、J3あたりでレンタル移籍をし試合経験を積める環境になるのが彼のキャリアを考えると理想かなと思う。

個人的には新潟に居たキム ジンスのような選手になってほしいなと思う。

スヨンの時も思ったがボイン高校→ガンバのルートは何なのか?凄く謎に思う。

こういったコネクション、地道な育成がガンバの韓国代表のリクルートに繋がってるのかな?と今回のギョンウォンの加入を見て思った。

個人的にはボイン高→ガンバみたいな他国の若い選手を獲得して、育成するのは賛成なのでどんどん今後は続けても良いと思う。

彼が今後どういうキャリアを歩むかわからないが、いつかウォノが韓国代表に入った時に「あの選手ガンバに居たんやでー」と言える日が来ると良いなと思う。

 

はい!というわけでGK&DF編はここまで!次回はMF&FW編です!(多分)

 

f:id:high_revolution:20220102011551p:plain