言葉にするのが難しい試合でした。
この引き分け、勝ち点1を王者川崎相手に健闘したと捉えるか、勝てた試合を落とした痛恨の勝ち点1と捉えるか。
現実的に見ると後者になるのかなと思います。
正直、最後の石川のミスシーンまでは勝ったと思いました。
後数分時間潰して耐えたら勝てると確信しました。
スタジアムもそういった雰囲気でした。2019年3月以来の勝利という気持ちがあり、勝った後のスタジアムの雰囲気を想像している自分もいました。
石川がパントキックではなく、ボールを置いた瞬間「あっやばい」と観てる人全員思いました。
ボールを置いてから、ゴールを奪われるまでは凄く長く感じました、
一瞬の隙を狙っていた小林悠、ゴールを取れるポジショニングにいたレアンドロダミアンも素晴らしかったです。
石川のプレーは絶対にやってはいけないプレーだし、勝ち点2を失うという意味においては責任重大ではありますが、失った勝ち点や失敗は返ってこないので、次に切り替えて、磐田戦に向けて準備をしてほしいです。
よかった点
ここ数年川崎に勝てる気もしない、前半で試合が決まるというこが多かったので、久しぶりに熱い試合が見れて心は揺れました。
川崎相手にここまで戦えるのがわかったのは、収穫です。
鹿島、浦和、川崎に勝ち点4は去年の事、開幕当初の事を思えば上出来かなと思います。
勝ち点1で御の字と正直思っていました。ただ、上位を狙うには今の勝ち点のペースではダメなので、次節以降は、取りこぼしなく確実に勝ち点3を積み重ねたいです。
今後について
宇佐美が後半途中に負傷退場。接触がない所で歩けなくなるほどの痛がっていたので、恐らくアキレス腱の怪我かなと思います。長期離脱は覚悟しています。
ボールの納め所としても機能していただけに非常に痛い負傷離脱。
実際川崎戦も宇佐美交代後は、起点作れるプレーヤーがいなくなり、パトのみしかボールの納め所がいなくなったのも、受けに回るしかない状況になりました。
今後は、宇佐美の変わりとなる攻撃の中心選手の台頭に期待するしかないです。
特に山本に期待しています。大分戦からトップ下、2列目としても機能。
想像力溢れるパス、攻撃センスは攻撃的な位置で活かしたいです。
ゴール前でクオリティの違いを一番見せてくれそうな山本、宇佐美と似たような役割をこなせる石毛、小野瀬、中村仁郎あたりに宇佐美のタスクを遂行していただきたいです。
宇佐美と役割は変わりますが、山見のスタメン起用も増えてくると思うのでチームで宇佐美の穴を埋めて、チームとしてより上のステージに行きたいなと思います。