福島牝馬Sは本命馬のロザムールが最下位と酷い結果でした。
勝ったアナザーリリックは父リオンディーズ 母父サクラバクシンオーと父と母父共に非サンデー系の種牡馬で結果論ですが、こちらを選んでおけばという結果でした。
2着のクリノプレミアムも欧州系の馬が走りやすいステイゴールドの血を持つ馬、3着のサトノダムゼルの母父アカテナンゴはドイツ血統の馬でした。
予想のアプローチを合っていましたが、軸にする馬を間違えるという何とも言えない結果でした。
偶然当たるよりも、理論は合ってるけど選ぶ馬を間違えているということは当たる確率は高いということになるので、ブレずに予想していきます。
マイラーズC見解
昨年と同じく阪神芝1600mで実施。阪神芝1600mは根幹距離で広いコースで紛れがないコースで能力差がそのまま反映される形になります。
昨年は1着のケイデンスコール、3着のカイザーミノルは父ロードカナロア、2着のアルジャンナは父ディープインパクト、4着ダイワキャグニー、5着エアロロノアは父キングカメハメハ。キングマンボ系とディープ系の種牡馬が上位を独占する形になりました。
今年の出走馬で父キングマンボ系、ディープインパクトに該当する馬は10頭もいました。15頭中10頭該当するので半分以上は父ディープインパクト、キングマンボ系ということになります。
どの馬も馬券圏内に入る可能性はあるので、今回一番パフォーマンスを発揮して尚且つ人気のない馬から狙うことにします。
本命馬
⑭ダイワキャグニー 三浦皇成
ダイワキャグニーは揉まれ弱く後続を離す逃げか、先頭と後方から離れた2,3番手で競馬ができると、パフォーマンスを発揮します。
激走した2020年エプソムC1着、毎日王冠2着、直近だと2021年毎日王冠4着、天皇賞・秋6着とレベルの高いレースで健闘した際も2番手からの競馬でした。
2走前11番人気2着と激走した京都金杯もスンナリ先行して2番手のポジションを取り粘って2着と自分の形にさえ持ち込めば、充分このメンバーなら通用すると思います。
ただ、前走のフェブラリーステークスで新しくコンビを組んだ三浦皇成騎手は控える消極的な競馬をしました。あまり積極的に位置を取ることをしない三浦騎手なので、ダイワキャグニーの持ち味を引き出せるかは不安ですが、今回ベステンダンク以外は同じような脚質の馬がいないので、普通にゲート出て、馬のリズムに合わせた騎乗をすれば自然と2,3番手のポジションを取れるかと思います。
ノーマークだと思うので、すんなりと2.3番手のポジションを確保できれば人気薄での激走で大穴を空けることが期待できます。
今回は混戦模様なので、実力馬で自分の形にさえ持ち込めば高いパフォーマンスを発揮するダイワキャグニーを本命に推奨します。
買い目
単勝
⑭ダイワキャグニー 300円
馬連
⑭→①⑥以外の全12頭 各100円 計1200円
ワイド
⑭→①以外の全13頭 各100円 計1300円
フローラS見解
若駒牝馬限定重賞では、初の2000m。この時期の2000mは牝馬にとっては長い距離になります。GⅠ以外では、2000m以上のレースが3歳牝馬にはないのと牡馬よりもこなせる距離が短くなる牝馬にとっては、2000mは長距離よりの中距離になります。
なので、血統的には欧州系の血が濃い馬と芝2000mの実績をある馬から狙うのがベターかと思います。
サンデー系ならステイゴールドの血を持つ、父オルフェーブル、ゴールドシップの馬が良いです。昨年2着のスライリーは父オルフェーブル、3着のユーバーレーベンは父ゴールドシップでした。
今年はゴールドシップ産駒のストキャスティークが出走しますが、能力的に足りないと見て消し評価にします。
別の産駒の馬から今年はアプローチできればと思います。
本命馬
⑩ホウオウバニラ 横山和生
父ドゥラメンテは当レースと相性の良いルーラーシップの近親で、主流条件の根幹距離レースで産駒は激走を見せている。
母父も欧州(ドイツ)のアカテナンゴとスタミナ要素が強い血統になります。
姉のビッシュはフローラS5着と敗れましたが上がりタイム1位、オークスで3着と東京コースで好走実績もあります。
ホウオウバニラはビッシュと違い先行脚質なので、フローラS向きの馬だと思います。
思った以上に人気がなく、馬券的な妙味もあるので、ホウオウバニラを本命に推奨します。
印
◎⑩ホウオウバニラ
〇③パーソナルハイ
▲⑬ルージュスティリア
△①ルージュエヴァイユ
△⑧キタサンシュガー
買い目
単勝
⑩ホウオウバニラ 500円
馬連
⑩-①③⑧⑬ 各100円 計400円
ワイド
⑩-①③⑧⑬ 各200円 計800円
ワイド
③-①⑧⑩⑬ 各200円 計800円