ガンバサポとしてはこれ以上ない屈辱的な負け方をし、月曜日の現在も正直切り替えができていない。
良くも悪くも自分はガンバ大阪から離れられないんだなとも改めて実感。
試合終わった後はもうしばらく現地はいかないと思うものの、気づいたらチケットを買って現地に行っている。
屈辱的な試合の理由
劣勢になるのは現状のガンバ大阪の試合を見ていたら想像ついてたので何も思わなかったかもしれない。
点の取られ方の悪さ。攻守の切り替えの遅さに苛立ちを感じた。
技術的なミスは仕方ないと思っているので、カウンターを受けた時の戻りの遅さや、自分のプレーが上手くいかなくて苛立ちを隠せない選手、消極的なプレーの選択が多すぎて勝つ気ありますか?となった。
選手だけの問題ではなく、組織として今機能していないんだなとお金を払って見せられたことなのかもしれない。
良い社会勉強になるのかもしれないけど。
問題のシーンについて
レアンドロ・ペレイラ選手と昌子源選手が試合中に口論(見方によっては仲間割れ)をするのは別に良いと思うが、あの時間帯にしたことが一番の問題。
2失点目はペレイラの準備不足でボール奪われて失点というのがあったからのと、昌子に対するスプリントの早さは今まで見たことないくらいの早さだったので、そのスピードはもっと他に活かしてくれよと素直に思った。
ただ、昌子もボールを投げつける行為自体は良くなかった。
昌子擁護とかではないけどチームを鼓舞する意味合いと、スローイン時の決め事をペレイラが守ってなかったのかもしれない。
口論前も昌子がペレイラに注意をしていたので、スローイン時の立ち位置が昌子とペレイラの中で食い違いがあったと推測している。
ペレイラは今まで、味方のミスに項垂ればかりで正直サポーターとしても苛立ちはあった。
そんなペレイラがあそこまで感情的に爆発したのはペレイラ自身もフラストレーションがあったわけで、溜まっていたのが爆発した形。
ペレイラはFWなので点をとるためにお金を貰っている、ペレイラなりの譲れない考えがあったと思う。
DF、ボランチなどのビルドアップの質に問題あったのも事実で、欲しい時にボール貰えない後ろの選手への不満が数試合あったのがあの場面で爆発しちゃったのかなと思う。
「ロッカーでやってよ」「今何してるんだよ」と思ったけど、ここ数年(岩下敬輔 移籍後)は雰囲気が緩んでいたチームで、今までなら何事もなくなんか負けて不満だけ溜まるという形だったが、逆にあそこまで派手に言い合いしてくれたのは逆に良かったのかもしれない。
仲良しグループでは勝てない世界で、譲れない考えを言い合うのは悪くないしピッチ上の選手も締まると思う。
どんな練習をしてるかわからないが、練習でもっと要求し合うくらいで居てほしい。
やり合う時間帯が悪かっただけで個人的に全然問題はないというのが結論。
後は片野坂監督とコーチングスタッフのマネージメントにかかっている。
プレー原則を守らない選手は干すで本来問題ないのだが、如何せん戦力が足りないのでそのようなマネージメントが取れないという難しさをチームとしてどう乗り切るのかを楽しみに見守りたい。
ピッチに出てる選手全員もっと要求し合ってほしいし、消極的なプレーをした選手には喝を入れるくらいの戦う集団になってほしい。
最後に
今回の事象を自分に置き換えると、自分自身は言いたいことを言えているか?
と自問自答した。
言えていない。要求せずに心がモヤモヤしているなと。
意見をぶつけ合うと孤立しないか?というのを恐れて無難な事しか言えていないなと思う。
いらない遠慮や同調圧力に負けているように感じた。
自分は仕事では三浦弦太のような立場で自分の言いたいことを言えずに周囲に流されてしまい、昌子源のような人を羨ましいなと思っていた。
自分の信念や要求を妥協して言えていない。
言語化するのが下手ではなく、間違っていたら嫌われたらどうしようが勝ってしまっていた。
孤独になるのが怖かったと自分では分析している。
本気で何かを成し遂げるには、忖度なしに意見をぶつけ合う場は大事だなと今回の件で実感した。
恩師に言われた「もっと広い視野を持って物事を見ましょう。」という言葉を思い出した。
自分も勇気を持って思ったことは言っていこうと思った。
最後は自分に重ねてしまったが、過去は変えれないし起こった事実は変えれないので次節広島戦ではセレッソ戦と同じような戦い方だけはしてほしくない。
出番があるかはわからないが、昌子源とレアンドロ・ペレイラは今回の件でめげずに要求し合ってほしい。
勝ちたいというベクトルは同じだと思うからこそ、試合開始と同時にバチバチに要求し合って、昌子とペレイラの勝利の抱擁が見たい。