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ガンバ大阪 崖っぷちの夏

札幌1―0G大阪

リーグ戦4連敗。16位に順位を落とし降格圏内に突入しました。

うん、この感じ慣れてきました。

写真:ガンバ大阪

現実と向き合う

 

いよいよやってきた残留争いの戦いのゴングがなったと感じる敗戦だった。

 

サポーターとして今年もしんどいシーズンなのか。。と思うと正直辛い。

今年の序盤は、昨年と違い連携で崩す姿勢や後ろから人を追い抜かし積極的に攻撃をするサッカーにワクワクしたが、宇佐美の怪我でプラン崩壊しその後は何とか誤魔化しながらやりくりをして勝ち点を積み上げてきたが、いよいよ厳しくなってきた。

 

監督と選手の信頼関係が崩れているような気も試合だけ観ると感じる。

昨年の恒さん解任直前の雰囲気と似ている。

2年連続同じような内容を見るのは辛いし、何回やんねん!という言葉も言いたくなる。

 

J1各チームがアップロードされていき、選手も入れ替わる、求められる基準も変わってくる。

ガンバだけは何年も前から取り残されていて、自分自身のガンバへの見方も変えていかないといけないと考えてたりもする。

 

明確なゲームモデルをガンバ大阪として持てているのか?

札幌戦を観ているとチームとしての秩序が保たれていない気がして、試合としてうまくいっていないのをボールプレイヤーが認知して持ち場を離れて後ろに降りて前線が足りないという悪巡感。

 

選手としても何とかしたいという責任感から持ち場を離れて、後方に降りてボールを引き出すという事をしているので批判はできないが、そのプレーを良しとしているかしていないかで評価基準も変わる。

持ち場を離れるのを許容して、例えば倉田が降りてきた時の各選手の配置をチームとして落とし込んでいるのか?といえばそうでもないので、それは点取れないよ。と見ていて感じた。

 

試合を観ていて監督は選手を、選手は味方を信頼していないから停滞したサッカーになるのかな。

去年は宇佐美1人に膨大のタスクを背負わせてしまって、個の依存から脱却を図るべく個に依存しないサッカーに舵を切ったと思いきや、結局個に依存せざるを得ない状況になりそうなのが悲しい。

これがサッカーというものなのか。

 

今年は宇佐美が居ない。流石に18歳の中村仁郎、大卒1年目の山見大登に背負わせるのは申し訳ないというかチームとしての限界さえ感じる。

 

かつてのマリノスのように大鉈を振るって、抜本的な見直しを図るしか変われるチャンスはないけどパナソニック本社とOBの天下り的な組織ではあまりそれも期待できない。

 

最後に

この崖っぷちの状態をチームとしてどう乗り切るか、片野坂監督がどのようにマネージメントするかを達観しながら見ていきたい。