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2022年ガンバ大阪 振り返り

まずは1年間戦い続けてくれてお疲れさまでした。監督、選手、スタッフ、サポーター全員に拍手を送りたいと思います。

1年間戦ってみて皆さんはどう思いましたか?ここからは個人的意見を述べていきたいと思います。

 

 

2022年を振り返る

1 今年は違う!と確信も。。

2022年は2021年シーズンよりも苦しい戦いになってしまった。

新しいエンブレムに変更と大幅にチームの方向性が変わった2022年シーズン。

試合前の演出も大きく変わった。ガンバにタイトルをもたらした片野坂さんが監督に就任となりサポーターもワクワクしていた。

昨年より苦しいシーズンはないだろうと思って臨んだ開幕戦のホーム鹿島戦は負けはしたもののDFライン、ウイングが中盤の選手を追い越す攻撃的なサッカーにワクワクして今後に向けて希望が持てる試合となった。このサッカーなら我慢できると当時は思った。アウェー浦和戦は福田のゴールで勝利、ホーム川崎戦は終盤までリードと確実に良い形でチームは良い方向に向いていたが、川崎戦で核となる宇佐美の怪我をきっかけにチームの方向性が揺らぎ、昇格初年度の磐田に引き分け、福岡には終盤まで0-3で負けるなど宇佐美負傷の影響が出ていた。

 

写真:ガンバ大阪

 

 

写真:ゲキサカ

現実的な戦い方にシフトチェンジ

4月以降は現実的な戦い方に方向転換をした。ホームの名古屋戦こそは勝利したものの下位の京都、清水、湘南相手に勝ち点2しか積み上げることができなかったのは痛かった。ここで勝ち点を積み上げれていたら夏場以降の戦い方が楽になっていたであろう。

5月は札幌、神戸、柏を相手に勝ち点7と順調に勝ち点を積み上げて巻き返しが期待できてチームとして良い流れになりそうだったが、アウェーのダービー敗戦で浮上のキッカケを失ってしまった。

今年はここを勝てば勢いに乗れるという試合や下位相手のチームへの取りこぼしが目立った。

写真:スポニチ

ハイプレスに舵を切る。

代表ウィークでリーグが中断した6月以降ガンバはハイプレス、ハイラインに舵を切ることになる。

4月、5月は相手に応じて戦い方を変えて宇佐美、倉田などの負傷離脱の穴を埋めていたがチームの方向性を明確にするという形で舵を切ったと思うがレアンドロペレイラウェリントンシウバなどの外国人選手はこの戦い方が合わずしんどい夏場に選手層を薄くしてしまったマネジメントが結果的にチームのパフォーマンスを落とす結果になってしまった。

夏場で戦うには向いていない戦い方に舵を切ってしまったがホーム広島戦、浦和戦の戦い方は希望を持てたのは事実でシーズン序盤からこの戦い方ができればと思うがそれができないのもサッカーの面白さの1つでもあると同時に難しさでもある。

写真:goal.com

 

片野坂監督解任→松田監督就任

夏場の大一番だったホームダービー、京都戦、清水戦で勝ち点1しか積み上げれなかったのが非常に痛かった。

京都戦はアディショナルタイムに追いつかれて引き分け、清水戦はチャンスを活かせず0-2で敗戦とチームの流れが悪くなってきた中での片野坂監督の解任。

 

その後は経験のある松田監督が就任し現実的な戦い方に路線を変更。

広島戦こそは4-2で敗戦もその後の試合は守備を立て直しアウェー神戸戦以降は無失点だった。

チームを立て直した松田監督には感謝したい。

写真:日刊スポーツ

写真:ガンバ大阪

 

各ポジションの振り返り

GK:登録メンバー全員が出場の1年

今年は東口がキャンプ中の怪我で開幕戦は石川が正GKを務めた。
川崎戦こそはミスはあったが、浦和戦は石川の良さが詰まった1戦だった。

4月の名古屋戦からは一森が正GKに。足元の技術はJリーグでもトップクラスで後方からのビルドアップを安定させた。
ホーム札幌戦でのPKストップはお見事だった。

6月に入り東口が復帰。一森が負傷離脱していたのもありスンナリと東口が正GKに収まることになった。
夏場こそはらしくないミスはあったものの秋以降は高いパフォーマンスを発揮して残留に貢献した。
特にホーム柏戦のパフォーマンスを圧巻だった。

今年契約満了になった加藤も5月のアウェー鳥栖戦でJ1デビュー。
足元の技術も高いGKなので今後の活躍に期待したい。

写真:ガンバ大阪 東口順昭

写真:ガンバ大阪 一森純

DF:3バックに苦戦。。秋以降はメンバー固定。

片野坂体制では3バックが中心の中で組み合わせがなかなか固めることができなかった。
3バックの右で期待されていた高尾、福岡が使えなかったのが痛かった。
特に高尾の負傷離脱は痛く、戦術の幅が狭くなってしまった。

三浦、昌子、クォン・ギョンウォンの3CBは重たくてビルドアップが上手くいかずホーム湘南戦、アウェーのダービーでは敗戦をした。
3人の良さが全く活きない結果になった。

夏場は完全に3バックに固定化。一番上手くハマったのは福岡、三浦、クォン・ギョンウォンの3枚だった。福岡の足元の技術高さが上手くハマったが長くは続かなかった。

ホーム京都戦と清水戦は三浦、昌子、藤春の3枚で臨むも上手くいかなかった。

松田体制になってからは、4バックに変更。高尾、三浦、昌子、黒川の4枚が固定化された。
9月の連戦時は高尾、黒川はオーバーラップの回数を減らして守備重視に。
10月以降は攻撃にも積極的に絡むようになり特に黒川は存在感を発揮した。

約10年間ガンバの左SBのレギュラーを張ってきた藤春から今年黒川はレギュラーを奪った形になった。
黒川不在時は攻撃が停滞するなどガンバの左サイドには欠かせない存在になった。
特に松田体制になってからは守備の強度とポジショニングも強化されJリーグトップクラスの左SBに成長した。

CBの三浦は1年間安定したパフォーマンスを発揮して34試合中33試合出場と離脱ゼロはほんとうに助かった。
片野坂体制、松田体制でも高いパフォーマンスを発揮したのは選手としての価値を高めた。

来期も三浦がCBの中心としてメンバーを組むであろうと見ている。

 

写真:ガンバ大阪 三浦弦太

 

写真:ガンバ大阪 黒川圭介

 

MF:評価が難しい1年に

春先、夏場、秋以降とメンバーが全く異なるので素直に評価が難しい。

開幕戦の中盤は右サイド小野瀬、ボランチ倉田、チュ・セジョン、左サイド黒川、シャドー石毛、宇佐美だった。
ホーム川崎戦で宇佐美が負傷離脱し格となる選手が居なくなりボールの収まり所がなくなったのは痛かった。

4月以降は齋藤未月、ダワンの新加入組がボランチのファーストチョイスに。
特にダワンは中盤で高さを発揮しガンバの新しい武器となった。
倉田、石毛、山本悠樹が4月に負傷離脱をして小野瀬に掛かる負荷が大きくなった。

夏場は3バックになりボランチは齋藤未月、ダワン、奥野の3人が中心に。
日本の夏場に慣れていないダワンのパフォーマンスが下がったのと、片野坂監督の戦術に合わなくなった斎藤末月の序列が下がり、奥野がボランチのファーストチョイスになった。
ボジショニングの良さや気の利くプレーという奥野の良さは出ていたが強度がJ1だとまだ物足りず特に90分という時間帯だと良さが出なかった。

松田体制になった当初は齋藤末月、ダワンがボランチのファーストチョイスだったたが、ホーム鳥栖戦のパフォーマンスが評価された山本悠樹がファーストチョイスになった。
片野坂体制時はボランチで使われることがほぼなく怪我もありボランチでは一番下の序列だったが、一気に巻き返した。
松田体制では山本悠樹が中心で齋藤末月、ダワンの2人とパートナーを組むことが多かった。
夏に加入した世代別代表の山本理仁は2試合の出場にとどまったが来期以降は確実に出番を増やすのは確実でダブル山本に注目したい。

夏場のサイドの序列は右は小野瀬が1番高く、その次に高尾、柳澤が続く形に、左サイドは黒川の序列が一番高く、その次に藤春、シウバという形だった。

シャドーは石毛、山見、倉田、食野、中村仁郎と異なるメンバーがスタメンになった。
攻撃型の中盤で片野坂体制時出番が多かったのは小野瀬、石毛、倉田だった。
厳しい評価になるが出番の多かった3人が数字で結果を残せなかったのは片野坂体制の誤算だったかもしれない。


松田体制では4バックになりサイドとして多く使われたのはファンアラーノ、食野の2人。
中盤のサイドは守備での貢献も求められる厳しいポジションで数字で出づらく攻撃的な選手にとってはしんどいポジションだったがアラーノ、食野はチームのためにハードワークをシェアしてチームに貢献した。

その2人がマリノス戦、磐田戦と数字で結果を残したのは大きかった。

年間通して中盤で最も出場時間の多かった小野瀬が契約満了、攻撃の核として期待されたシウバも契約満了となった。

 

写真:ガンバ大阪 小野瀬康介

写真:ガンバ大阪 山本悠樹

写真:ガンバ大阪 食野亮太郎

FW:脱パトリック

開幕戦はパトリックの1トップでスタート。夏場まではFWのファーストチョイスはパトリックだったが片野坂監督の戦術にマッチできず1得点と低迷。

レアンドロペレイラも片野坂監督と合わず2得点と低迷且つ前線からプレスが出来るタイプではないのでミスマッチが起きてしまった。
現有戦力のFWと片野坂監督の求めるFWのミスマッチの乖離が大きすぎた結果が15位という結果に繋がった。

夏場のホーム広島戦でユース卒1年目の坂本一彩がスタメンに抜擢され1ゴールと活躍し1トップのファーストチョイスに。

夏の補強で鈴木武蔵を獲得もコンディションが整わず片野坂体制では4試合中2試合の出場となり期待に応えることができなかった。

松田体制になってからはパトリックとレアンドロペレイラの2トップになり2人が活きるサッカーにシフトチェンジをした結果でパトリックが蘇り、レアンドロペレイラのモチベーションも上がり脅威の2トップを形成した。

ホームの柏戦で宇佐美が復帰しFWのファーストチョイスは宇佐美になりレアンドロペレイラorパトリックと組むことになった。
宇佐美の復帰は大きくチームに安心感をもたらす存在になった。

パトリックが蘇ったことが残留に大きく繋がった。近3年はパトリックが得点源で戦術パトリックと言われても仕方がない状況だった。
個人戦術もチームとして大きな武器ではあるがパトリックも35歳と高齢に差しかかかっていたので再現性が難しいという事実もあった。
その中でパトリックの契約満了で物理的に脱パトリックに舵を切ることになった。

新たな核となるFWの補強はマストとなる。

 

写真:サッカーキング

写真:ガンバ大阪 宇佐美貴史

 

 

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