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【J1第9節】ガンバ大阪vs湘南ベルマーレ

前書き

 
お疲れ様でした。
 
現地観戦しましたが、虚無感を感じる試合でした。
下位相手に安易に勝ち点3を与えてしまうのは、ガンバの伝統かなと思うようにします。
 
冷静に見れば前半は悪くなかったですが、後半が悪すぎました。
交代で入った選手の質が良くなかったと言えば、それまですが。。
 
勝ち点1は獲れた試合だったかと思いました。
いつかガンバに指揮官で帰ってくるであろう湘南の山口智監督に勝ち点3を与えるあたり、優しいチームだなと。
 
端的に言えば、ガンバは勝ちたいという気持ちが見えなかったのが、一番残念でした。
最後まで全てを出し切ったように見えず、負けてしまった印象です。
 
湘南の方が、絶対勝つという所が球際にも出てました。
精神論になりますが、後半の最後はチームとしての一体感が勝敗を分けたかなと思います。
お金を払って見る試合では、なかったです。
今年1番残念な試合でした。

採点&寸評

GK 22 一森 純 6.0

フィードや味方につけるパスさばき、ボールの持ち方はまるでゲームメイカーのようでした。
小野瀬へのアウトサイド気味のロングパスは惚れ惚れしました。
 
試合を重ね落ち着きも出てきたように感じました。
 
DF 3 昌子 源 5.5
 
ガンバで3バックの右を担当したのは初めて。
 
前半はタスクを全うするのにいっぱいいっぱいのように感じました。
左CBよりかはパスの部分では安定していましたが、昌子の良さがあまり出ていないようにも感じました。
 
後半の畑との1対1でボールを刈り取ったシーンは流石でした。
 
DF 5 三浦 弦太 5.0
 
失点シーン以外は悪くはなかったですが、良くもなかった印象です。
 
ビルドアップの部分でチャレンジする姿勢があまり見られなかったのが残念でした。
チャレンジする姿勢は昌子の方があるので、そこは見習ってほしいなと思います。
 
失点シーンは対応が難しかったですが、弦太はあそこで競り勝ってこその選手なので競り負けてしまったのは残念です。
 
次はチャレンジの姿勢を見せてほしいです。
 
DF 20 クォン ギョンウォン 6.0
 
待望のリーグ戦デビュー。対人の強さと左足から繰り出されるフィードは見事でした。
ヨングォンの穴を埋めてくれる選手を獲得できて、良かったです。
 
CBの一番手として、期待しています。
 
DF 24 黒川 圭介 5.0
 
77分アウト。
 
前節までのパフォーマンスはこの試合では出せなかったです。
福田とポジションが被るという不運な所もありましたが。
 
もっとチャレンジをして欲しかったです。
1対1ならクロスを上げきるくらいの攻撃的な姿勢を貫いてほしいです。
 
MF 8 小野瀬 康介 5.0
 
疲労なのか、湘南戦は重たいように感じました。
湘南の畑に押し込まれて、小野瀬が前に出てこれず良さが出ませんでした。
 
最後の失点も小野瀬のミスパスは、悔いが残る選択でした。その後守備に戻れないのを見ると余力がなかったので、交代してもよかったかもしれないです。
 
MF 14 福田 湧矢 5.0
 
77分アウト。
 
チームを何とかしたいという気持ちは見えましたが、ポジショニングの悪さが目立ちました。
ワイドの黒川とポジショニングが被ることが多く、2人の良さが半減されました。
 
ボールを収める技術を高めて、ワンランク上の選手になってほしいです。
 
MF 23 ダワン 6.0
 
孤軍奮闘していましたが、最後の最後でガス欠になり足が攣りました。
 
交代枠を使った後で足を攣ったのはチームにとって非常に痛かったです。
でも、ダワンが居なかったらもっと早くに失点していたと思います。
 
MF 29 山本 悠樹 5.0
 
68分アウト。
 
スペースがある状態、セットプレー時は可能性を感じるものの、流れの中でのプレーや球際の弱さやプレーの軽さは以前と変わらずでした。
球際に関しては前半頑張っていたものの、うーん強度がまだ足りないように感じました。
 
レギュラーを獲得するには、全体の強度を高めていかないといけないです。
 
FW 18 パトリック 5.5
 
77分アウト。
 
攻守の運動量が足りないように感じました。90分持たすようにしようという意思かなと思いますが、2020年のような守備時に相手の脅威をなるようなプレスやランニングが見えないのが気になります。
 
ただ、高さは間違いなく脅威になっているので、パトのファーストチョイスへ現状仕方ないのかなとも思ったりします。
 
FW 37 山見 大登 5.0
 
61分アウト。
 
ゴール前で力が入りすぎてシュートがことごとくGKの真正面になることが今年は多いです。
1年目に求めすぎなのかもしれないですが、そろそろ得点が欲しい所です。
飛躍のための今は苦しい時期なのかなもしれないです。そう思いたい。
 
スペースを作るランニング、強度の強い守備は流石でした。
 
【交代出場】
 
FW 32 坂本 一彩 5.0
 
61分イン。
 
結果論になりますが、交代1番手は少し荷が重いように感じました。
ボールを受ける、捌く能力は一定の能力はあり、湘南のプレスを剥がしたシーンは可能性を感じました。
 
ただ、求められているのは、ゴール前での迫力。その面で存在感を出せなかったです。
ユース上がり1年目に求めすぎなのかもしれないですが。
 
今チャンスなので、このチャンスを掴んでほしいです。
 
MF 17 奥野 耕平 5.0
 
68分イン。
 
悪い流れを食い止めようと潤滑油として、奮闘していましたが、奥野個人でできることに限界が。
失点シーンは必死に食らいついて止める、ファールするくらいの姿勢が欲しかったですが、奥野個人を責めるのはできないです。
ただ、印象は良くないのは事実です。
戦術眼はある選手でバランサーとして戦力になれる選手なので、後は強度を上げてほしいです。
 
MF 41 中村 仁郎 6.0
 
77分イン。
 
短い時間ですが、ワクワクするプレーを見せてくれました。
先ずはスーパーサブから。
 
チームの救世主になってほしいです。
 
 
77分イン。
 
うーん出るならパトとセットが良いのかな。走り負けている中でのペレイラは良さが出ないかなと。
 
チーム1の高年俸選手が使い方が限定されてるのが、チームとして難しい悩みです。
 
DF 4 藤春 廣輝 5.0
 
77分イン。
 
リーグ戦今季初出場。
 
個人で打開が出来る選手ではないのはわかっているが、1対1を仕掛けて前への姿勢を見せてほしかったです。
 
片野坂知宏監督 4.5
 
システム、湘南戦に臨むに当たっての準備は悪くなかったと思います。
昌子、三浦、ディエゴの3バックをチョイスしたのは、守りを固めたいという意図は伝わりました。
 
福田と黒川とワイドでプレーするのが得意とする選手を同時起用し、左サイドが機能しなくなったなどメンバーチョイスに疑問を感じました。
これは練習を見ていないので、結果論でしか語れないのが現状です。
 
まだ探り探りですが、この試合だけ見ると交代選手のチョイスと時間をもう少しうまくいけば勝ち点1は獲れた試合かなと思います。
 

最後に

次はルヴァン杯セレッソ戦。前回負けているルヴァン杯のダービー。

勝利がマストだと思います。

せめてやり切ったというのを見せてほしいです。

 

 

 

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