毎年途中で挫折するJクラブの戦力分析。今年はJ1クラブ全制覇を目標としたいです。
第2弾目は鹿島アントラーズ。
昨シーズンはザーゴ体制2年目も序盤戦に躓き一時は14位まで低迷。
ザーゴ監督から相馬コーチに監督交代後は監督交代ブーストと従来の戦い方に戻したのもあり、5月以降は盛り返し何とか4位でフィニッシュ。
若手の荒木、大卒ルーキー常本の活躍が目立った1年だった。特に荒木は高卒2年目ながら2桁ゴールを記録し日本代表まで登り詰めた。
予想スタメン
新監督が来日していないので、まだ戦い方が見えてこないが脱南米路線で今後は欧州路線にシフトしていくことを考えると4-5-1or4-1-2-3を取り入れると予想。
ただいきなり1アンカーはリスクあるので開幕当初は、2ボランチでの運用になるとかなと。
外国人も合流できていないのと、なんといっても監督も合流できていないので大きく運用を変えることは今のところなさそう。
ただ、今までと一緒ということもないから2トップ→1トップへ移行するのではないかと思う。
新監督が合流してからは4-1-2-3へのシステムへ移行するかも注目したい。
新加入の樋口はボランチと右サイドハーフを兼用する形になると予想。
鹿島の選手層を見ると右サイドハーフでの起用がベター。もし4-1-2-3に移行となるとインサイドハーフを務めることになりそう。
FWは鈴木が復帰したことで厚みが増した。2トップだと鈴木、上田、土居の3人がファーストチョイスの候補になる。
1トップだと鈴木と上田の激しいレギュラー争いが見られる。
左サイドも仲間が加入したことで、荒木、カイキ、和泉とのレギュラー争いに注目。
荒木をトップ下に起用して、カイキ合流までは和泉と仲間の2人で左サイドの座を争う。
ボランチは甲府から加入した中村亮太郎がキャンプで存在感をアピールしているので、開幕スタメン抜擢の可能性も充分ある。
CBは犬飼、町田の抜けた穴の補強はキムミンテのみなので不安材料がある。
関川が独り立ちできるかがキーになるが、出遅れているので林が開幕スタメン候補。
状況次第では三竿のCB起用もあり得る。
夏の移籍マーケットでCBを補強する可能性は大いにある。
キーマン
MF 三竿健斗
今年から背番号を6に変更。鹿島の歴代背番号6は本田泰人、中田浩二、永木亮太と日本代表クラスのボランチが付けていた背番号。
もう既に三竿は代表クラスの選手で鹿島のキャプテンも務めチームの顔的な存在。
ただ、彼のポテンシャルを考えると今日は日本代表のピッチに立っていないといけない選手。
今季から欧州路線に舵を切るということなので、ボランチの三竿のアップデートできるかでチームの順位が変わってくる。
4-1-2-3を導入するとしたら、三竿はアンカーの役割を担うことになるので習得すると代表復帰も見えてくる。
CBが不足してるのでオプションとしてCBの起用の可能性もある。
新監督が目指すサッカーを三竿が習得できるかで順位が変わってくる。