今月27日に選抜の代表校が発表されます。
昨年の明治神宮大会は大阪桐蔭が高校の部では初の連覇を達成と横綱的な強さを発揮しました。
大阪桐蔭が優勝したので神宮枠は近畿勢が獲得しました!
その他では準優勝の広陵、昨夏甲子園の優勝校仙台育英も戦力が充実。
現状はこの3校の評価が高いです。
2023年は記念大会なので、出場枠が増加となります。
東北、関東、東海、四国が1枠増加となりました。
※2023年は記念大会のため、東北、関東、東海、四国の各地区に1枠追加され計36校がセンバツに出場。
出場枠
北海道 1校
東北 2校→3校
関東 4.5校→5.5校
東京 1.5校
東海 2校→3校
中国 2.5校
四国 2.5校→3.5校
九州 4校
21世紀枠 3校
明治神宮大会枠 1校(近畿地区)
増加した地区の学校の枠がどうなるかも注目して記事を見ていただけると幸いです。
出場校予想
北海道地区1枠
秋季大会の結果
決勝
北海 vs クラーク記念国際
クラーク|000|000|010|2 | 3
北海 |000|000|100|0 | 1
予想
1.クラーク記念国際(北海道・北北海道)
ほぼ確定
1.クラーク記念国際(北海道・北北海道)
北海道大会優勝のクラーク記念国際の選出が濃厚。
サプライズはないと思うが準優勝の北海高校の方がチーム打率は1割以上高いのと得点が倍なので評価ポイントで逆転の可能性も。。
東北地区 3枠
秋季大会の結果
決勝
東北 (宮城1位) vs 仙台育英(宮城2位)
仙台育英|020|200|200| 6
東北 |000|201|000| 3
準決勝
仙台育英(宮2) 2-1 能代松陽(秋1)
東北 (宮1) 8-1 聖光学院(福1)
準々決勝
仙台育英(宮2) 5-1 鶴岡東 (山2)
東北 (宮1) 6-3 山形中央(山1)
能代松陽(秋1) 6-4 学法石川(福2)
聖光学院(福1) 3-2 由利 (秋2)
予想
ほぼ確定(3/3)
東北大会優勝の仙台育成、準優勝の東北は同じ宮城県になりますが東北大会でも安定した強さを見せたので地域性関係なく選出されると予想。
3校目は優勝した仙台育英と接戦を演じた能代松陽の選出が濃厚。
関東・東京地区 7枠
秋季大会の結果(関東)
決勝
山梨学院(山梨1位) vs 専大松戸(千葉1位)
山梨学院|011|003|103| 9
専大松戸|000|000|030| 3
準決勝
山梨学院(山1) 5-2 健大高崎(群1)
専大松戸(千1) 5-3 慶應義塾(神2)
準々決勝
山梨学院(山1) 9-1 山村学園(埼3)
専大松戸(千1) 4-3 作新学院(栃1)
健大高崎(群1) 5-2 横浜 (神1)
慶應義塾(神2) 7-3 昌平 (埼1)
秋季大会の結果(東京)
決勝
二松学舎大付 vs 東海大菅生
二松学舎 |100|000|100| 2
東海大菅生|102|130|10x| 8
予想
関東 5枠
1.山梨学院(山梨)
2.専大松戸(千葉)
3.健大高崎(群馬)
4.慶応義塾(神奈川)
5.作新学院(栃木)
東京 1枠
1.東海大菅生(東京・西東京)
関東・東京 比較枠 1枠
1.横浜(神奈川)
関東地区5枠
ほぼ確定
ベスト4以上の山梨学院、専大松戸、健大高崎、慶応義塾はほぼ確定。
ベスト8の作新学院は地域性と試合内容を加味すると選出濃厚。
東京地区
ほぼ確定
東京枠は都大会優勝の東海大菅生でほぼ確定。
関東・東京 比較枠
残り1枠は関東から昌平、横浜。東京から二松学舎大付、日大三。の4校。
二松学舎大付は東海大菅生に大差負けしてるので選出はないかなと予想、日大三は東海大菅生と同じ西東京なので地域性を考えると微妙な所です。
東京勢が決め手にかけるので比較枠は関東地区は埼玉県1位でスーパーシードの昌平とベスト8の横浜高校の2校のどちらかになると見ています。
昌平は1勝もしておらず敗退したのがネックで過去にスーパーシード枠から選出された前例は08年の宇都宮南があります。
横浜は健大高崎と接戦での敗退且つ杉山、緒方など有力選手を擁してるのは選出に向けての強みになると見ています。
地域性の昌平、総合力の高い横浜と考えると横浜の選出が有利と見たので比較枠は横浜にしました。
東海地区 3校
秋季大会の結果
決勝
東邦(愛知1位) vs 常葉大菊川(静岡1位)
東邦 |100|300|111| 7
常葉菊川|000|100|010| 2
準決勝
東邦 (愛1) 7-4 大垣日大(岐2)
常葉菊川(静1) 2-0 加藤学園(静3)
準々決勝
東邦 (愛1) 11-1 海星(三3)
常葉菊川(静1) 5-4 津商(三2)
大垣日大(岐2) 4-2 三重(三1)
加藤学園(静3) 9-2 中京(岐1)
予想
ほぼ確定(2/3)
1.東邦(愛知)
2.常葉大菊川(静岡)
東海大会優勝の東邦、準優勝の常葉大菊川は地域が被らないのと両チームともに県大会1位なので選出はほぼ確実。
3校目(1/3)
3校目は地域性を考えると大垣日大になる可能性が高いと見ました。
優勝した東邦と準決勝で敗れた大垣日大というのも選出の強調材料になると見ています。
昨年同様にサプライズの可能性はあると見ていて加藤学園は岐阜県1位の中京に9-2で勝利してるのと加藤学園は複数投手で勝ち上がったのに対して、大垣日大は山田投手1人で投げ勝ってきたのをどう見るか。
サプライズで加藤学園の選出もあり得ると見ています。
北信越地区 2校
秋季大会の結果
決勝
敦賀気比(福井1位) vs 北陸(福井3位)
北陸 |000|000|100|000|1 | 2
敦賀気比|010|000|000|000|0 | 1
準決勝
北陸 (福3) 4-3 福井商 (福2)
敦賀気比(福1) 3-0 松商学園(長1)
予想
1.北陸(福井)
2.敦賀気比(福井)
ほぼ確定(2/2)
1.北陸(福井)
2.敦賀気比(福井)
北陸と敦賀気比は同じ福井県で地域性的に被りはありますが、松商学園(長野)は準優勝の敦賀気比に負けての敗戦なので地域性をひっくり返す材料はないと見ています。
なので順当に北陸と敦賀気比が選出されると見ています。
近畿地区 6枠+明治神宮1枠
秋季大会の結果
決勝
大阪桐蔭(大阪府1位) vs 報徳学園(兵庫県1位)
報徳学園|000|000|000| 0
大阪桐蔭|000|100|00x| 1
準決勝
大阪桐蔭 (大1) 5-3 龍谷大平安(京3)
報徳学園 (兵1) 9-5 智辯和歌山(和1)
準々決勝
大阪桐蔭 (大1) 9-4 彦根総合(滋1)
報徳学園 (兵1) 9-6 履正社 (大2)
智辯和歌山(和1) 7-0 社 (兵3)
龍谷大平安(京3) 5-0 高田商 (奈2)
予想
1.大阪桐蔭(大阪)
2.報徳学園(兵庫)
3.龍谷大平安(京都)
4.智辨和歌山(和歌山)
5.彦根総合(滋賀)
6.履正社(大阪)
7.高田商(奈良)
ほぼ確定 (4/7)
優勝校の大阪桐蔭、準優勝の報徳学園、ベスト4の龍谷大平安、智辨和歌山は異なる地域なのと近畿大会ベスト4以上なので選出されるのはほぼ確実。
5校目、6校目 (2/7)
近畿5校目は彦根総合と予想。滋賀県という地域性と準々決勝で大阪桐蔭相手にコールド負けしなかったのは評価される見ています。
近畿6校目は履正社と高田商との争いで地域性だけを見ると高田商が有利ですが打力などの総合力を評価して履正社になると予想しています。
履正社は準優勝の報徳学園と接戦を演じたのもポイントが高いと見ています。
神宮枠 (1/7)
1.高田商(奈良)
2.神戸国際大付(兵庫)
大阪桐蔭が神宮大会優勝したので近畿地区には神宮枠として+1枠が増えます。
ここは地域性も加味して履正社と6校目を争う高田商が神宮枠で選出されると見ています。
サプライズがあるとすれば初戦敗退ながら初戦で大阪桐蔭と接戦を演じた神戸国際大付が逆転で選出される可能性はあるかなと見ています。
中国・四国地区 6校
秋季大会の結果(中国)
決勝
広陵(広島1位) vs 光(山口3位)
光 |000|0 0 0|000| 0
広陵|001|0 10 1|10x| 13
準決勝
広陵(広1) 8-6 鳥取城北(鳥1)
光 (山3) 2-1 高川学園(山1)
準々決勝
広陵 (広1) 11-0 宇部鴻城(山2)
光 (山3) 6-5 創志学園(岡2)
鳥取城北(鳥1) 7-0 おかやま山陽(岡1)
高川学園(山1) 4-0 岡山学芸館(3)
秋季大会の結果(四国)
決勝
英明(香川1位) vs 高松商(香川2位)
英明 |001|001|021| 5
高松商|000|102|100| 4
準決勝
英明 (香1) 4-2 高知(高2)
高松商(香2) 4-1 鳴門(徳1)
準々決勝
英明 (香1) 2-0 宇和島東(愛3)
高松商(香2) 4-3 明徳義塾(高1)
高知 (高2) 10-4 今治西(愛1)
鳴門 (徳1) 11-4 済美(愛2)
中国 2枠
四国 3枠
比較枠 1枠
中国地方予想
四国地方予想
1.英明 (香川)
2.高松商(香川)
3.高知 (高知)
中国・四国比較枠
1.光(山口)
中国地区
ほぼ確定(1/2)
1.広陵(広島)
中国大会を圧倒的な強さで優勝した広陵は選出はほぼ確定。
残り1枠 (1/2)
光が決勝で大敗したため残り1枠の選択が難しくなりますが、残り1枠は準決勝で広陵と接戦した鳥取城北が選出されるのが濃厚と見ています。
四国地区
ほぼ確定(2/3)
1.英明 (香川)
2.高松商(香川)
2校とも同じ香川県の学校ですがベスト4の鳴門、高知が逆転できる要素が見当たらないので地域性関係なく選出はほぼ確定と見ています。
残り1枠(1/3)
1.高知(高知)
2.鳴門(徳島)
両チームともに準決勝は接戦だったので選考が悩み所です。
投手力が評価され高知が選出されると見ていますが鳴門が選ばれても全然おかしくないです。
中国・四国 比較枠(1/1)
1.光(山口)
2.鳴門(徳島)
3.明徳義塾(高知)
中国・四国の比較枠は広陵が神宮大会準優勝したので中国地区のレベルの高さが評価され中国大会準優勝の光が選出される可能性が高いと見ています。
光と争うのは鳴門に見ていますが、鳴門が四国枠3校目に選出の場合は明徳義塾と高知の比較で明徳義塾が比較枠のテーブルに乗っかる可能性はあると見ています。
九州地区 4枠
秋季大会の結果
決勝
長崎日大(長崎県1位) vs 沖縄尚学(沖縄県1位)
沖縄尚学|000|300|302| 8
長崎日大|201|100|001| 5
準決勝
沖縄尚学(沖1) 7-6 海星 (長2)
長崎日大(長1) 4-1 大分商 (大2)
準々決勝
沖縄尚学(沖1) 3-2 明豊(大1)
長崎日大(長1) 11-4 ウェルネス(沖2)
海星 (長2) 3-2 西日本短大附(福1)
大分商 (大2) 2-1 東福岡 (福2)
予想
ほぼ確定(2/4)
残り2枠(2/4)
1.海星(長崎)
2.明豊(大分)
3.大分商(大分)
残り2枠を海星、明豊、大分商で争うと予想。
海星は準優勝の長崎日大と地域が同じで地域性的に不利ですが、優勝した沖縄尚学相手に9回逆転負けとほぼ互角の強さを見せたので3校目は海星が選出されると見ています。
4校目は同じ大分県勢の明豊と大分商の争い。
べスト4の大分商かべスト8ながら優勝した沖縄尚学と1点差と接戦だった明豊。
ここは悩み所ですが、大分県大会1位で九州大会優勝校と接戦を演じた明豊が選出されると予想。
21世紀枠
東日本 1枠
西日本 1枠
その他 1枠
東日本
本命
氷見(富山県1位/北信越べスト8)
推薦理由
・野球部員は17名と少数精鋭。
・2022年度は春4強・夏準優勝・秋優勝と富山県で結果を残している。
・氷見市唯一の高校で、選手17人中16人が氷見市内の中学校出身。小学生向けの野球教室を開催するなど地域活動、野球振興にも貢献。
県大会1位、北信越大会でもべスト8と実績も残している氷見高校が東日本勢では21世紀枠での選出の可能性が高いと見ています。
対抗
由利(秋田県2位/東北べスト8)
推薦理由
・3年ぶり2回目の選出。
・他の部活動とグランドを共有
・室内練習場がなく、冬季は農業用ビニールハウスや体育館で練習。
・除雪ボランティアで地域貢献。
秋田県大会で準優勝、東北大会では初戦敗退ながらも聖光学院相手に2-3と接戦。
ただ、東北地区は直近10年で7回選出されてるのと氷見ほど強調材料がないので対抗にしました。
西日本
本命
高鍋(宮崎県2位/九州1回戦敗退)
推薦理由
・日南学園、日章学園といった強豪私立に勝ち続け、県準優勝。
・23年ぶりに出場した秋季九州大会では、明豊に0-2
・小学生へのティーボール指導ボランティアなども評価
県大会準優勝、九州大会では強豪の明豊とも接戦を演じた高鍋を本命にしました。
強豪私立を破った公立校、野球振興への取り組みは評価されると見ています。
対抗
小野(兵庫県ベスト8)
推薦理由
・創立120周年の伝統校で文武両道を貫く県内有数の進学校
・3回戦で神港学園に勝利
・準々決勝では社に2-3で惜敗
・タブレットで情報共有し短い練習時間でも技術を向上するなど創意工夫した練習を行っている。
伝統校で文武両道の小野高校を対抗にしました。
兵庫大会では強豪校の神港学園、社相手に接戦は評価される見ました。
最後の1枠
本命:石橋(栃木県4強)
推薦理由
・2017年と2021年と過去2回「関東・東京地区 21世紀枠推薦校」
・21年度は国公立大に134人合格の進学校
・NPO「医療サポート栃木」と連携して小学生に肩や肘ケアも行う野球教室の開催
最後の1枠は3度目の正直ということで石橋と予想。評価ポイントは過去2回推薦校に選ばれているのと野球振興に取り組んでることが評価されると見ました。
最後に
後、昨年の大垣日大と聖隷クリストファーとの選考で物議を醸したのもありセンバツの選出ポイントのガイドラインを発表されました。
今回は自分なりにガイドラインに沿って予想をしました。
ヤス