2024年の甲子園大会では、投手だけでなく、将来有望な野手たちも多くの注目を集めました。今回は、その中でも特に期待される5人の選手をご紹介します。
石塚裕惺(花咲徳栄・内野手)
石塚裕惺は、高校生No.1野手と評価されている選手です。春から夏にかけてその評価を大きく上げ、今ではドラフト1位が確実視されています。甲子園や大学JAPANとの壮行試合での活躍から、今年のドラフトで最高評価を受ける野手の一人に躍り出る可能性があります。彼が特に評価を上げたのは、走塁意識の高さとスピードです。現在はショートを守っていますが、プロに進めばサードで中軸打者として期待されるでしょう。
指名予想:1位入札
箱山遥人(健大高崎・捕手)
箱山遥人は、高校生No.1捕手とされる選手です。高校通算35本塁打を誇る打撃力に加え、二塁送球のタイムが1.8秒台という強肩も大きな魅力です。現在、打撃力のある捕手はプロ野球界でも希少であり、彼には大きな期待が寄せられています。
指名予想:上位指名
宇野真仁朗(早稲田実・内野手)
宇野真仁朗は、高校通算64本塁打を記録する強打者で、さらにスピードも兼ね備えています。彼は木製バットで甲子園に挑み、初戦の鳴門渦潮戦でセンセーショナルな活躍を見せました。50メートルを6秒1で走る俊足も持ち味で、プロではセカンドでの活躍が期待されています。
指名予想:中位指名
正林輝大(神村学園・外野手)
正林輝大は、下級生の時から甲子園で活躍しているバッティングが自慢の選手です。彼は強肩で遠投100メートル、50メートルを6秒フラットで走る走力も持っており、3拍子揃ったアスリート型選手です。ただし、甲子園で見せた守備や走塁意識に課題があるとされています。しかし、ポテンシャルは非常に高く、強打の外野手を探している球団には魅力的な選手です。
指名予想:中位指名
中村奈一輝(宮崎商・内野手)
中村奈一輝は、二刀流選手としても注目されており、その身体能力の高さが売りです。彼は投手としても146キロの速球を投げ、高校時代の今宮健太を彷彿とさせます。俊足・強肩でスカウトの評価も高く、打撃も夏にかけて向上し、甲子園でもしっかりとアピールに成功しました。
指名予想:下位指名
今回は前回に続き甲子園で注目を集めたドラフト候補選手を紹介しました。
次回は今回に続きドラフトになるのか?プロ野球になるのか?サッカー関連になるかお楽しみに。