ドラフトの時期が近づいてきました。
今年首位の阪神は去年は完璧なドラフトだった。
昨年のドラフトは以下の通り。
1.○佐藤輝明・内野手(近畿大)
2.伊藤将司・投手(JR東日本)
3.佐藤蓮・投手(上武大)
4.榮枝裕貴・捕手(立命館大)
5.村上頌樹・投手(東洋大)
6.中野拓夢・内野手(三菱自動車岡崎)
7.高寺望夢・内野手(上田西高)
8.石井大智・投手(四国IL・高知)
■育成
1.岩田将貴・投手(九州産業大)
佐藤は現在はファーム調整だが、チームトップの23本塁打と想像以上の活躍を見せて将来日本を背負うスラッガーになる可能性は高い。
写真:Number web
2巡名の伊藤将司は開幕からずっと先発ローテを守っていて、即戦力左腕として及第点以上の活躍。
写真:日刊スポーツ
佐藤蓮、栄枝、村上はファームで奮闘していて特に村上はファームのエース格として活躍。
写真:スポニチ
特にお見事な指名だったのは6巡目で指名した中野拓夢。
鳥谷が衰えた後の長年の課題だった遊撃手問題を解決した中野。
中島裕之が移籍後にショート不在で悩んでいた西武が源田を獲得してチームが上昇した時と中野が加入してからの阪神が被る。
写真:日刊スポーツ
去年のドラフトで将来の4番候補と遊撃手問題は一先ず落ち着き、最優先事項ではなくなった。
今年のドラフトで補強したいポイントを以下の年齢構成図を見ながら整理していきたい。
将来のエース候補
5年前は藤浪が将来のエース候補筆頭と思っていたが、流石にエースとして期待するのが厳しくなってきた。
高卒2年目で先発ローテを守った才木も怪我、その後に続く若い投手は西純矢、及川となる。
西純矢は順調にファームで育成中、及川は今年一軍でリリーフとして活躍中。
ただ、将来ローテの1番手というポテンシャルまでとはいかない。
20代前半の先発の層が薄いので、高卒、大学でエース候補としてポテンシャルがある投手を指名したい。
1巡目入札候補
森木 大智 投手 右投げ右打ち 高知高校
写真:スポニチ
小園、風間と共に高校生BIG3の森木。
森木は高知中時代に中学生ながら150キロをマークしスーパー中学生として一躍有名に。
高校入学当初は怪我もあり活躍できなかったが、ドラ1候補として順調に成長。
ストレートはMAX154キロ、アベレージは140キロ台後半と安定いて速いボールが投げれる。
変化球もスライダー、スプリット、チェンジアップ、カーブと多彩。
高校生BIG3の中では、現時点で一番完成度が高い。
ヤクルト奥川のような使い方で2年目あたりから1軍帯同が理想。
ちなみに、森木は野手としてのセンスも高い。
野手としてのセンスの高さも球界を代表する投手にも必要な要素。
オリンピックで主戦格として活躍した、山本由伸と森下暢仁も高校時代は野手としてのセンスが高くチームでも中軸を担っていた。
特にセ・リーグとなると打撃面での貢献も大事になる。
阪神の傾向としてはその年の投手or野手の一番評価が高い選手を指名する傾向があるので、今年は投手の年なので、一番評価が高いのは森木だろうという推測と個人的に高校生BIG3で一番評価しているのが、森木なので1巡目入札候補を森木にさせていただきました。
最後は結局好みかよという話ですが。。
今後もドラフトについて書いていきます。
次は抽選外れた時のドラフトか、森木じゃない時のパターンについて投稿できればと思います。
ヤス