昨日に続きドラフト統括になります。
過去に更新した記事はこちらになります。
今回は現在首位のヤクルトのドラフト統括を行います。
1位 山下輝 (ヤマシタ・ヒカル)
写真:ベースボールキング
ポジション:投手
投打:左投左打
経歴:木更津総合高-法政大
最初の入札で隅田指名もクジを外し、ハズレで大学生大型左腕の山下を指名。
スケールの大きさ、ポテンシャルの部分を評価されての1巡目指名だろうと推測。
とにかく左腕投手が欲しかったのが伺えた。現状一軍で戦力になってる左投手は高橋と石川しかいない状況。田口が来期先発に再挑戦したとしても枚数は足りないので、山下を獲得できたのは、大きい。
2位 丸山和郁 (マルヤマ・カズヤ)
写真:週刊ベースボール
ポジション:外野手
投打:左投左打
経歴:前橋育英高-明治大
丸山は次世代のスピードスター候補、センターを務める塩見、山崎も来期で29歳になるので、次の世代のセンター候補を準備しておきたいというチームの意図を感じた。
特に塩見はセンターよりライトで猛肩を発揮してほしいので、将来的にはセンター丸山、ライト塩見という構想を描いての指名だと思う。
3位 柴田大地 (シバタ・ダイチ)
写真:週刊ベースボール
ポジション:投手
投打:右投右打
柴田は剛腕リリーフ候補としての指名、ヤクルトは中継ぎに不安を抱えるので即戦力のリリーフ投手を指名したいという意図は感じた、個人的には廣畑が残ってたので廣畑を指名すると思ってたので少し驚いた指名。
4位 小森航大郎 (コモリ・コウタロウ)
写真:スポニチ
ポジション:内野手
投打:右投右打
経歴:宇部工業高
小森は次世代の右の内野手を確保したいという意図の指名だと推測
廣岡を放出した影響で、右の内野手で最年少が育成の赤羽で支配下になると山田哲人とオスナが最年少という歪な構成、右打ちの内野手が手薄になっていたので、小森を4巡目で指名したのは良い戦略だと思う。
小森を獲得したことで、内山は捕手として育てるという方針になったのかと思う。
武岡、長岡らと切磋琢磨してほしい。
5位 竹山日向(タケヤマ・ヒュウガ)
写真:ベースボールキング
ポジション:投手
投打:右投右打
経歴:享栄高
竹山はポテンシャル枠での指名だと推測、評価はしていて5巡目に残っていたから指名をしたと思う。下位は基本リストアップしていて、残ってた選手を指名か隠し玉的な形での指名の2つに分かれる。
竹山の場合は前者に該当する。
◇育成
1位 岩田幸宏(イワタ・ユキヒロ)
写真:信濃グランセローズ
ポジション:外野手
投打:左投左打
育成の岩田は同じ外野手の丸山に刺激を与えるための指名と推測。
タイプ的には丸山と被るため足の速い外野手を欲してるのが伝わる指名。
同じ育成出身の三輪のように足でアピールして支配下を勝ち取りたい。
最後に
投手では奥川、野手では内山と将来ヤクルトの中心選手として活躍してくれそうな若手がいるので、脇を固めるポテンシャルのある山下、丸山を指名できたのは良かった。
チームに足りない点、3年後に困りそうなポジションの選手を着実に指名する堅実なドラフトを見せたヤクルト。
丸山、柴田辺りは開幕即一軍に入れるようにキャンプ、オープン戦でのアピールに期待したい。
ヤス