サッカー界に彗星現る?!
今サッカー界で噂になっているある選手がいます。なぜ噂になっているかというと日本代表候補で久々の超大型選手だからです。
この記事を読んでいただくと彼のことがわかり、サッカー日本代表について光を持てる!かもしれませんので、どうぞお付き合いくださいませ。
大型選手といえば
まずサッカー日本代表選手で大型選手といえば誰が思いつきますか?
今年の東京オリンピックU-24日本代表でいえば、GKの谷晃生(湘南ベルマーレ)が190cm、DFの吉田麻也(サンプドリア)が189cm、DFの町田浩樹(鹿島アントラーズ)が190cm、が主な大型選手となっています。
またA代表でいえば、GKの権田修一(清水エスパルス)が187cm、DFの植田直通(ニーム)が186cm、GKの川島永嗣(ストラスブール)が185cm、が主な大型選手となっています。
また歴代日本代表でいえば、GKのシュミット・ダニエル(シント=トロイデンVV)が197cm、FWのハーフナー・マイク(FC.Bombonera)が194cm、FWの平山相太(現役引退)が190cmとなっています。
以上からもわかるように大型選手といえばGKやDF、そしてFWが多い傾向がありますよね。
しかし今回紹介するのはMFであり攻撃にも守備にも欠かせないボランチなのです。
木吹翔太(こふぃ しょうた)
写真:ゲキサカ
プロフィール
198cm/82kg ポジション:MF
2006年8月19日生まれ(現15歳)
JFAアカデミー福島U-15WEST
【日本代表歴】
2021年:U-16日本代表候補
2021年:U-15日本代表候補
2020年:U-15日本代表候補
特徴
なんといってもその規格外の大きさがあげられます。身長198cmの大きさは歴代日本代表でも最高身長ではないでしょうか。両親にガーナ人の父親と日本人の母親をもつハーフの木吹はその恵まれた体格を活かし守備に奔走するのはもちろんのこと、攻撃にも積極的に参加し自らゴールも狙うプレイスタイルです。
ゴールシーンは1:50〜
この日の紅白戦では振り抜いた右足で弾丸ミドルをゴール右上隅に決めました。体格の大きいことから存在感がありますが、プレーでもボランチとしての役割である攻守に積極的な動きを見せていました。
ボランチの積極的な攻撃参加で得点力も1枚も2枚も上がると思うので日本としては大きな武器ですね。
その攻撃のなかでも強弱のつけれるパスや狙ったコースへの精度の高いパスが光っていました。
昨年は一つ上のカテゴリーであるU-15日本代表候補合宿にも選出された時は、同年代はもちろんのこと上級生にも引けを取らない動きで存在感を示していました。
参加する合宿では代表候補に選ばれたことに満足することなく「出来ていない部分もある」「取られる時もある」「オンオフの動きをもう少し改善できたらよかった」など常に自己分析を怠らず自分に磨きをかけています。
「デカいだけじゃなくて、デカい上にプラスアルファで足元があったり、身長も活かしたヘディングもできる選手になりたい。将来はヨーロッパで活躍できたり、日本代表をリードできる選手になっていきたいと思います」と語るように、既に目線は世界に向いています。
写真:ゲキサカ
目標としている選手はベルギー代表MFケビン・デ・ブライネ(マンチェスター・シティ)だ。「パスが上手だったり、決定的なパスを出せたりする選手で、シュートもどんどん決める。海外でやっていくにはそういうプレーもできないと残れないと思うので、いつもプレーを見ていて、そういうパスがあるんだなとか、そういうシュートが打てるんだなとかいつも参考にしています。日本の中を基準じゃなくて、世界の選手を基準にしていきたい」と話す。
日本の攻守の鍵となれるように、そして世界の木吹と呼ばれる日がくる日を楽しみに期待したいと思います。
それでは
ハイ